CD

ニューイヤー・コンサート2016 ヤンソンス&ウィーン・フィル(2CD)

New Year's Concert

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1974
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ニューイヤー・コンサート2016
マリス・ヤンソンス&ウィーン・フィル


2016年は、ウィ−ン・フィルにとって最も重要な指揮者の一人であるマリス・ヤンソンスが登場。冒頭、ロベルト・シュトルツ作曲「国連行進曲」で開始されるプログラムは、ニューイヤー・コンサート初登場8曲を含むものとなっています。今回は『天体の音楽』、『ウィーン娘』、『皇帝円舞曲』など、じっくりワルツの心地良さに浸れる長めの曲も多く、快速なポルカとのコントラストも鮮やかな構成。ムジークフェライン・ライヴならではの優秀な録音で楽しむ年頭恒例アルバムは、快適な仕上がりです。

【マリス・ヤンソンス】
マリス・ヤンソンスは、指揮者アルヴィド・ヤンソンスの息子として1943年にラトヴィアのリガに生まれました。レニングラード音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮を学び、優秀な成績で卒業、ウィーンでハンス・スワロフスキーとエステルライヒャーに、ザルツブルクでヘルベルト・フォン・カラヤンに師事。
 1971年にレニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューし、1973年からはムラヴィンスキーに招かれて副指揮者をつとめたという経歴の持ち主で、1986年のレニングラード・フィル来日公演でのムラヴィンスキーの代役としての第5番での見事な演奏は語り草にもなっています。
 1979年から2000年にかけての長い期間、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、この楽団の国際的な知名度を高めました。
 その間、1992年にはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、1997年から2004年までピッツバーグ交響楽団の首席指揮者も兼任、1990年代を迎えるとベルリン・フィルやウィーン・フィルなど各国一流楽団への客演も本格化します。
 そして、2003年にはバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任し、さらに2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任、10年以上に渡って重要ポストを兼務するというすごい活躍ぶりをみせることとなりました。(HMV)

【収録情報】
1. 国連行進曲(シュトルツ)
2. 宝のワルツ op.418(J.シュトラウス2世)
3. フランス風ポルカ『ヴィオレッタ』 op.404(J.シュトラウス2世)
4. ポルカ・シュネル『観光列車』 op.281(J.シュトラウス2世)
5. ワルツ『ウィーン娘』 op.388(ツィーラー)
6. ポルカ・シュネル「速達郵便で』 op.259(エドゥアルト・シュトラウス)
7. 歌劇『ヴェネツィアの一夜』序曲(ウィーン版)(J.シュトラウス2世)
8. ポルカ・シュネル『羽目をはずして』 op.168(エドゥアルト・シュトラウス)
9. ワルツ『天体の音楽』 op.235(ヨゼフ・シュトラウス)
10. フランス風ポルカ『歌い手の喜び』 op.328(J.シュトラウス2世)
11. ポルカ・シュネル「休暇旅行で』 op.133(J.シュトラウス2世)
12. 喜歌劇『ニネッタ侯爵夫人』第3幕への間奏曲(J.シュトラウス2世)
13. ワルツ『スペイン』 op.236(ワルトトイフェル)
14. ワルツ『舞踏会の情景』(ヘルメスベルガー1世)
15. ため息ギャロップ op.9(J.シュトラウス1世)
16. ポルカ・マズルカ『とんぼ』 op.204(ヨゼフ・シュトラウス)
17. 皇帝円舞曲 op.437(J.シュトラウス2世)
18. ポルカ・シュネル『狩り』 op.373(J.シュトラウス2世)

(アンコール)
● ポルカ・シュネル「突撃』 op.348(J.シュトラウス2世)
● 新年の挨拶
● ワルツ『美しく青きドナウ』 op.314(J.シュトラウス2世)
● ラデツキー行進曲 op.228(J.シュトラウス1世)


 ニューイヤー・コンサート初登場作品(1,3,5,8,10,12,13,14)

 ウィーン少年合唱団(10,11)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2016年1月1日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


歴代ニュー・イヤー・コンサート
1939 クラウス(1)(第1回のみ大晦日開催)
1941 クラウス(2)
1942 クラウス(3)
1943 クラウス(4)
1944 クラウス(5)
1945 中止
1946 クリップス(1)
1947 クリップス(2)
1948 クラウス(6)
1949 クラウス(7)
1950 クラウス(8)
1951 クラウス(9)
1952 クラウス(10)
1953 クラウス(11)
1954 クラウス(12)
1955 ボスコフスキー(1)
1956 ボスコフスキー(2)
1957 ボスコフスキー(3)
1958 ボスコフスキー(4)
1959 ボスコフスキー(5)
1960 ボスコフスキー(6)
1961 ボスコフスキー(7)
1962 ボスコフスキー(8)
1963 ボスコフスキー(9)
1964 ボスコフスキー(10)
1965 ボスコフスキー(11)
1966 ボスコフスキー(12)
1967 ボスコフスキー(13)
1968 ボスコフスキー(14)
1969 ボスコフスキー(15)
1970 ボスコフスキー(16)
1971 ボスコフスキー(17)
1972 ボスコフスキー(18)
1973 ボスコフスキー(19)
1974 ボスコフスキー(20)
1975 ボスコフスキー(21)
1976 ボスコフスキー(22)
1977 ボスコフスキー(23)
1978 ボスコフスキー(24)
1979 ボスコフスキー(25)
1980 マゼール(1)
1981 マゼール(2)
1982 マゼール(3)
1983 マゼール(4)
1984 マゼール(5)
1985 マゼール(6)
1986 マゼール(7)
1987 カラヤン(1)
1988 アバド(1)
1989 クライバー(1)
1990 メータ(1)
1991 アバド(2)
1992 クライバー(2)
1993 ムーティ(1)
1994 マゼール(8)
1995 メータ(2)
1996 マゼール(9)
1997 ムーティ(2)
1998 メータ(3)
1999 マゼール(10)
2000 ムーティ(3)
2001 アーノンクール(1)
2002 小澤征爾(1)
2003 アーノンクール(2)
2004 ムーティ(4)
2005 マゼール(11)
2006 ヤンソンス(1)
2007 メータ(4)
2008 プレートル(1)
2009 バレンボイム(1)
2010 プレートル(2)
2011 ヴェルザー=メスト(1)
2012 ヤンソンス(2)
2013 ヴェルザー=メスト(2)
2014 バレンボイム(2)
2015 メータ(5)
2016 ヤンソンス(3)
2017 ドゥダメル(予定)

内容詳細

ヤンソンスは3回目の登場。一曲一曲に趣向を凝らした演出やカメラワークの妙が冴え渡る。ウィーン・フィルの十八番のシュトラウス音楽とはいえ、今回8曲も初登場曲があり興味尽きない。日本では放映されなかった特典映像も併録され、満足度の高いアルバムである。演奏の素晴らしさは言うまでもない。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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毎年新年を祝う、ウィーン・フィルハーモニ...

投稿日:2024/03/04 (月)

毎年新年を祝う、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ニューイヤー・コンサート、2016年はマリス・ヤンソンスがタクトを取りました。 ヤンソンスは2006年に初登場、2012年に再登場、そしてこの2016年に3回目の登場でしたが、2019年に亡くなったため、結果的に最後のニューイヤーとなりました。 ヤンソンスのニューイヤーは選曲が上手いと言いますか、シュトラウスファミリー以外の作曲家の作品も程よく入っていて、このCDでもロベルト・シュトルツやエミール・ワルトトイフェル、更にヘルメスベルガー1世らの作品が取り上げられています。 シュトラウスとは一味違うこれらの作品を楽しめるのが、2016年の ニューイヤーの楽しみと言えるのではないでしょうか。 尚、シュトラウスを含む、ニューイヤー2016初登場曲は8曲と例年より多めです。 演奏はヤンソンスらしく、よく整えられたもの。 ウィーン・フィルの演奏なので、流石に技術的に不足はない。 シュトラウスらしさはちょっとないですが、新年を祝うコンサートなので、これはこれで良いのではないでしょうか。 録音も良好です。

レインボー さん | 不明 | 不明

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