Sementeira -Sons Da Percussao

ブラジリアン･パーカッションで繋ぐボーダレス･ワールドを極めた至高の傑作誕生！
ナナ・ヴァスコンセロス、マルコス･スザーノ、カイート･マルコンデス…
人類最古の音楽表現「打楽」の神が降臨した選ばれしミュージシャンが組んだ布陣で送る、
誰も体験したことの無いエクスペリメンタル・ブラジリアンの新境地。

歴史を塗り替える物凄い逸品、登場！かつてないスケールと創造性で描き出されたブラジリアン・パーカッション・アンサンブルのニュー･プロジェクト、それがこの「セメンテイラ（パーカッションの音)」である｡
まず、このかつてない企画に携わる「神」の領域に達するパーカッションの名手を挙げるとする｡


ナナ･ヴァスコンセロス：
言わずと知れたブラジリアン･パーカッションの巨人でジスモンチとのコラボレートでECMに名作を残すビリンバウ／ヴォイス･パフォーマンスの達人。

カイート･マルコンデス：
インド打楽器「タブラ」を得意とするマルチ･パーカッションで、オルケストラ・ポプラール・ヂ・カマラをはじめ多くのインスト／セッションで活躍。カルロス・アギーレとも親交の深い実力者。

コラサォン・キアルテラ：
サンパウロの現代音楽フィールドで活躍するパーカッション楽士トリオ。

マルコス･スザーノ：
ご存知、パンデイロを操りソロ楽器として芸術の域に高めたパイオニアであり、世界中のパーカッション・サウンドにも貪欲な名実共にブラジルを代表するミュージシャンである｡


この強力な4アーティストが、これまでのキャリアで培ったスキルとセンスを持って、表現方法の枠を取り払い自由なアイディア持ち寄りを相互に反応させて出来上がったのが、この1枚に凝縮されている｡ナナのヴォイスとトーキング･ドラムが妖しく立ち昇る煙のように漂う冒頭のテーマに始まり、パンディロとマリンバを軸に静かで淀みない水流の如き情景を想起させるM2、アーシーなコーラスとアフロ･ルーツのパーカッション･アンサンブルがヒューマニズムへの回帰を表すM3、一転、ヴォイス･サンプリングで無機的な世界の構築に挑んだM4、硬質なギターと呼応する多彩なパーカッションが生き物のように共鳴しあうM5、無の中で密かに響く音が、万物誕生の瞬間を予感させる「新月」と題されたM6、パーカッションの持つ力強さと彩りでカオスを表現したM7、そしてセッション本番前の音像が、既にアンサンブルとして一つの形となっていることを証明したかのようなラストの「エンサイオ･ジェラル(リハーサル)」に至るまで、すべてのトラックが確かなポリシーとドマティックなバックグラウンドを持つ。
人類最古の音楽表現「打楽」で生きるブラジルの名士が、その持てる力をすべて注ぎ込んだサウンドの泉。そこには、今まで誰も体験したことの無いようなエクスペリメンタル・ブラジリアンの新境地ともいえる世界が確実に存在する｡
（メーカー資料より）

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