LOVE IS THERE-NOVO COMPLETE WORKS

スキャット、エレピ、美しいメロディとハーモニーが織りなす至福のメロウ・グルーヴ！
幻のグループ、NOVO（1973年）が残した秘宝が、ボーナス・トラックを追加して再び！

コンテポラリーでクールなブラジリアン・サウンド、どこまでも美しいメロディーとコーラス。1973年の日本でA&Mと本格ブラジリアン・サウンドを高度に再現しつつも2枚のシングルを残して解散してしまった伝説のグループ、NOVO（ノーヴォ）。彼らのシングル4曲と2003年に発掘された当時の未発表音源、さらに新録音2曲を追加したコンプリート・コレクションが再びCD化。
今回、ボーナス・トラックとして、横倉裕（よこくらゆたか）のプロデュースで人気曲「愛を育てる」（英語ヴァージョン2012）と横倉書き下ろしの新曲「GUANABARA BAY」を新録音して収録。そのほか、「白い森」は2ndシングルで男女のコーラスと極上のメロディ/エレピ/ストリングス/ホーン…すべてが最高の人気曲。デビュー・シングル「愛を育てる」は山上路夫作詞・村井邦彦作曲のトワエ・モアもが歌ったCMソングで、人気番組『スター千一夜』で流れていた名曲、パーカシッヴにブラジリアン・フレーヴァーたっぷりにカヴァー。高速スキャット・サンバ「SAMBA DO COMEGO」は2003年にはプロモ・オンリーで12インチカットされたフロア・ユースな人気曲。ほかにもミシェル・ルグラン「風のささやき」、ジョアン・ドナード「You Are The Sea」のカヴァーなど、横倉の卓越したアレンジ・センスと演奏力は40年を経てもまったく色あせない。ブラジル・ファンはもちろんAORファン、カフェ系ファンなどとろけるような心地よさを求める方にはやみつきになる、そんな一枚。
ブックレットには横倉裕をはじめとするメンバーへの最新インタビューも掲載、謎が多かった彼らの姿に迫る貴重なインタビューです。

■ 監修：濱田高志（TVエイジ）
■ 最新デジタル・リマスタリング


【NOVO プロフィール】
横倉裕（1952年東京生まれ）が高校在学中に結成したマザース・ウォーリーを母体として結成、キングレコードから1973年に2枚のシングルを残して解散。メンバーは藤川あおい（Vo）、横倉裕（key,Vo）、大木秀泰（b）、清水薫（ds）、安井克巳（per）の5人。その後横倉は渡米、セルジオ・メンデス、デイヴ・グルーシンに師事、YUTAKA名義でGRP日本人として初めて契約、アルバムを発表、その後もコンスタントにリリースを続ける。2003年には未発表音源を集めた『COMPLETE NOVO』リリース。