大列車強盗団

実際に起こった列車強盗事件を『ブリット』のピーター・イェーツ監督が映画化！『ブリット』に続く白熱のアクションエンターテインメント！

　ある日、ロンドンの大通りで宝石商の自動車が事故を起こす。そこにタイミングよく救急車が到着。宝石商を連れ去っていく。実はこの救急車がギャングによる強盗だと判明。裏で事件を操っているポールという男（スタンリー・ベイカー）。彼は、この宝石商から奪った宝石を軍資金に、夜行郵便列車に積まれた約30億円の紙幣の強奪を企てる。１５人の仲間と共に遂に作戦は決行されるが、ひとりのミスから計画は崩れ始める・・・。 　1963年8月にロンドンで実際に起こった列車強奪事件を映画化。メガホンを握ったのは、『太陽と遊ぼう！』(63)で監督デビューしたピーター・イェーツ。本作で見せたタイトで切れ味あるアクション描写が高く評価され、ハリウッドに呼ばれ、70年代アクション映画の代表格であるスティーブ・マックイーン主演『ブリット』(68)を監督し、一躍ヒットメーカーとなる。その後も『ホット・ロック』(71)『走れ走れ！救急車!』(76)『ヤング・ゼネレーション』(79)などスピード感あふれるアクション映画や青春映画を残した。
　列車強奪をたくらむポールを演じるのは『ナヴァロン要塞』（61）の『エヴァの匂い』（62）スタンリー・ベイカー。事件を追うラングドン警部を演じるのは『フレンチ・ドレッシング』（64）のジェームズ・ブース。そのほか『ライアンの娘』（70）のバリー・フォースターなど。
スリリングな列車強奪シーンはじめジャガーが街を疾走するカーチェイスシーンなど見どころ満載のアクション大作！

監督：ピーター・イェーツ（『ブリット』『ヤング・ゼネレーション』
製作： マイケル・ディーリー（『ディア・ハンター』『ブレード・ランナー』）
脚本： エドワード・ボイド、ピーター・イェーツ、ジョージ・マークスタイン
撮影： タンリー・ベイカー（『ナヴァロンの要塞』『エヴァの匂い』）/ ジェームズ・ブース（『フレンチ・ドレッシング』/ バリー・フォースター（『ライアンの娘』）/ ジョアンナ・ペティット（『007/カジノ・ロワイヤル』）
製作年：1967年
製作国：イギリス
上映時間：100分
映像色：カラー
字幕：日本語
音声：英語
規格：片面一層
画面サイズ：16：9LB