「テント劇場」より 盗まれた欲情+西銀座駅前(2in1)

世界的映画監督 今村昌平<1926年- 2006年>。
彼の偉大な足跡を老若男女問わず多くの映画ファンに届けます！

＜イントロダクション＞
カンヌ映画祭最高賞「パルム・ドール」を2度受賞した世界的映画監督今村昌平の初期傑作群を新装DVDリリース！
第一弾は監督デビュー作『盗まれた欲情』に歌謡映画『西銀座駅前』をカップリング。


＜DVD仕様＞
1958年日本
16:9 LB スコープサイズ
カラー / 約144分 / 片面2層 / 1枚組
音声：日本語 ドルビーデジタル2.0ch モノラル

＜特典＞
■映像特典
・劇場用予告編

■封入特典
・プレスシート縮尺再編集版

※盗まれた欲情(1958年5月20日劇場公開)/西銀座駅前(1958年7月29日劇場公開)
※収録尺(本編約144分)⇒盗まれた欲情(92分)＋西銀座駅前(52分)
※本商品は、Disc1枚に2作品が収録されています。
※仕様・特典等は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

＜スタッフ＞
【盗まれた欲情】
■監督：今村昌平
■企画：大塚和
■原作：今東光（「テント劇場」）
■脚本：鈴木敏郎
■音楽：黛敏郎
■撮影：高村倉太郎
■助監督：浦山桐郎

【西銀座駅前】
■監督・原案・脚本：今村昌平
■企画：茂木了次
■音楽：中川洋一（黛敏郎）
■撮影：藤岡粂信
■助監督：浦山桐郎

＜キャスト＞
【盗まれた欲情】
■長門裕之
■香月美奈子
■南田洋子
■滝沢修
■西村晃
■高原駿雄
■小笠原章二郎
■小沢昭一
■柳沢真一
■喜多道枝
■菅井きん
ほか

【西銀座駅前】
■フランク永井
■柳沢真一
■山岡久乃
■山根寿子
■島津雅彦
■西村晃
■小沢昭一
ほか

＜ストーリー＞
【盗まれた欲情】
大阪−中河内高安村にドサ回りのテント劇場、山村民之助一座がやって来て大入満員、座員は大喜びだ。一座の演出家国田信吉は芝居一途に大学を中退した情熱家で、自分の新解釈により演し物を上演しようと夢みている。しかし、彼が書く芝居を民之助はまったく採用しない。くさる信吉に一途の愛で寄り添うのは民之助の娘千草だった。低俗な一座から離れたいと思う信吉だが、それを躊躇させるのは千草の姉の千鳥への熱い恋心のためだった。しかし、千鳥は一座の看板スター栄三郎の妻だった・・・

劇場公開：1958年5月20日

【西銀座駅前】
西銀座駅前、スキヤ橋センター商店街にある「さざなみ薬局」。理子夫人は薬剤師で、旦那の重太郎氏は夫人の尻に敷かれっぱなしの恐妻家、他に子供が二人ある。重太郎は奇病の持ち主だった。昔、彼が南方戦線で奮戦中、チャリ島に漂流し、原住民の娘サリーと束の間の恋をした。その楽しい幻想が、時々現実と混乱してしまう...という病気。重太郎の親友で獣医の浅田は、精神的糞ヅマリ症で浮気が唯一の薬と診断した。ある日家族が旅行に出かけることになり、つかの間の自由を得た重太郎は浅田に「抑圧された野獣的エネルギーを発散すべし！」と浮気をけしかけられる。悩みに悩んだ重太郎は...

劇場公開：1958年7月29日

発売元：株式会社ディメンション、発売協力：ピカンテサーカス
販売元：ハピネット(ピーエム)
©1958日活株式会社

テント劇場の一座を舞台にバイタリティあふれる役者や村人たちの騒動を描いたデビュー作『盗まれた欲情』と、超レアな歌謡短篇『西銀座駅前』。今村昌平監督の2作品を1枚に収録した作品。(CDジャーナル　データベースより)