Blu-ray Disc

イノセント

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
IVBD1111
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Blu-ray Disc
音楽
:

内容詳細

巨匠ルキノ・ヴィスコンティ、最後の傑作!初HDマスター化。ガブリエーレ・ダヌンツィオの「薔薇小説」三部作のひとつ『罪なき者』を映像化!「この世に存在する無垢なもの」というテーマをもとに耽美的、そして官能的に描いたヴィスコンティの遺作。主演は『流されて・・・』『セブン・ビューティーズ』他、近年アメリカでも活躍するジャンカルロ・ジャンニー二、『毛皮のビーナス』『青い体験』などで一世を風靡したラウラ・アントネッリ、『スキャナーズ』のジェニファー・オニール。
脚本は『山猫』『若者のすべて』など、これまでのヴィスコンティ作品を手掛けてきたスーゾ・チェッキ・ダミーコ、撮影は『ベニスに死す』『地獄に堕ちた勇者ども』のパスクァリーノ・デ・サンティス、音楽は『ルートヴィッヒ/神々の黄昏』のフランコ・マンニーノと”ヴィスコンティ組”が脇を固める。
心臓発作による左半身麻痺状態で車椅子に乗りながら、時にはベットで横になりながらj完成させた執念と入魂の一作。愛憎に満ち、それによって引き裂かれ破滅していく人々を絢爛な映像によって描くメロドラマである。

収録時間:127分(予定)/製作:1975年 イタリア/カラー/モノラル(予定)/二層/16:9 ビスタ(予定)/

■音声:イタリア語
■字幕:日本語

【スタッフ】
原作:ガブリエレ・ダヌンツィオ
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
脚本:スーゾ・チェッキ・ダミーコ/製作:ジョヴァンニ・ベルトルッチ/撮影:パスクァリーノ・デ・サンティス/音楽:フランコ・マンニーノ

【キャスト】
ジャンカルロ・ジャンニーニ/ラウラ・アントネッリ/ジェニファー・オニール/ディディエ・オードパン/マルク・ポレル

【ストーリー】
20世紀のローマ。トゥリオ伯爵(ジャンカルロ・ジャンニーニ)と妻のジュリアーナ(ラウラ・アントネッリ)は結婚して数年たつが、関係は冷え切っていた。
彼は、未亡人の公爵夫人テレザ(ジェニファー・オニール)に夢中になり、ジュリアーナに別れをつげ、テレザと共にフィレンツェへと旅立ってしまう。その頃、ローマの邸宅には、弟のフェデリコ(ディディエ・オードパン)が友人で作家のフィリポ(マルク・ポレル)を連れ、里帰りしてきた。ジュリアーナとフィリポは互いに惹かれ合っていう。テレザと別れ、フィレンツェから戻ったトゥリオは、明るさを取り戻しているジュリアーナに不審を抱く。やがて、ジュリアーナが妊娠したことが発覚し、取り返しのつかない不幸へと事態は転がっていく・・・。

愛人を囲うヘルミル伯爵は、妻の浮気を疑う嫉妬深い男。そんな夫に悩めるジュリアーナはやがて作家フィルポと恋に落ちる。貴族の愛憎劇を描いた、デカダンの巨匠ガブリエレ・ダヌンツィオの原作を、ルキノ・ヴィスコンティ監督が華麗に映画化。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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数年前のヴィスコンティ特集でスクリーンで観たが、絵...

投稿日:2009/05/23 (土)

数年前のヴィスコンティ特集でスクリーンで観たが、絵画のような映像美が素晴らしかった。重厚な雰囲気とともに心が重くなるようなストーリーではあるが、ジャンニーニとアントネッリの押さえた演技が素晴らしい。妻に身勝手なほど不実だった男が最後に流す涙の意味がせつない。アントネッリは崇高な美しさに加え、かえっていつもよりエロティックでさえあった。(後に二人の「セッソ・マット」を観た時には驚きました〜)

cico さん | 東京都 | 不明

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ヴィスコンティという人は人も知る男色家だ...

投稿日:2007/11/03 (土)

ヴィスコンティという人は人も知る男色家だったが、女優の扱いについても天下一品だった。このヒロインのラウラ・アントネッリというお色気女優を世紀末の貴婦人に見事に変身させ、かつ苦悩する難役を違和感無く演じさせていた。因みに原作は「呪われた作家」G・ダヌンツィオの「罪なき者」ですが、はっきり云って退屈極まりない・・ヴィスコンティ自身もあまり評価していなかったらしい・・映画が原作より良く出来ているという、決して多くない作品でも有る。いやホントつまらんのですよ、ダヌンツィオの原作は・・。

伊東洋輔 さん | 神奈川 | 不明

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往年のイタリア映画のストーリー・テリング...

投稿日:2006/11/21 (火)

往年のイタリア映画のストーリー・テリングの力強さはもはや薄れたものの、死期の近づいたヴィスコンティが持てる力を振り絞って製作した圧倒的な映像美で迫る。すみずみまで美にたいする神経が行き渡っている。『ヴェニスに死す』同様音楽と画像がみごとな調和を見せており、まことに切ない。純粋な芸術映画はここに幕を閉じたといってもけっして過言ではあるまい。

心の痛み さん | 心臓 | 不明

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