アンカル

Moebius (Jean Giraud)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796870832
ISBN 10 : 4796870830
フォーマット
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
26cm,334p

商品説明

巨匠メビウス、幻の長編コミックがついに完訳!!
謎の生命体アンカルをめぐり、ひょんなことから宇宙の命運を握る抗争に巻き込まれた私立探偵ジョン・ディフールの運命は? 
フランス発、衝撃のスペースオペラ・コミックがついに登場!!

大友克洋、浦沢直樹など日本の名だたる漫画家、クリエイターたちに多大な影響を与えたことで知られる、フレンチコミック界の巨匠メビウス。
本書は、1986年に邦訳が出版されたものの、1巻のみで絶版となっていたメビウス幻の長編コミ
ック『アンカル』の初の完訳出版です。
原作を手掛けるのは、カルト映画の金字塔『エル・トポ』などで、いまなお熱狂低な支持を得る映画監督アレサンドロ・ホドロフスキー。
世界中のメディアクリエイターに衝撃を与えた個性豊かな二人がタッグを組み、光と闇をめぐる壮大なSF叙事詩が繰り広げられます。

【あらすじ】
R級ライセンスを持つさえない私立探偵ジョン・ディフールは、ひょんなことから宇宙全体の命運を司ると言われる謎の生命体“アンカル”を手に入れる。
アンカルをめぐって、政府、ゲリラ組織、宇宙征服をたくらむ異星人……さまざまな人間たちの思惑が交錯し、ジョンは図らずも光と闇をめぐる大規模な宇宙抗争に巻き込まれていく。
やがて彼は、アンカルと仲間たちの助けを借りて、混沌とした宇宙の救世主として徐々に覚醒していくことになるのだが……?

【著者紹介】
画:メビウス Moebius
1938年、フランス生まれ。本名ジャン・ジロー。
大友克洋、浦沢直樹など多くの日本の漫画家に影響を与えたとして知られ、いまなお世界中のクリエイターから支持されるフランスコミック界の巨匠。コミック以外にも、『エイリアン』『ブレードランナー』『フィフス・エレメント』など数多くのSF作品にも美術デザイナーとして関わっている。代表作に『アルザック』、『エデナの世界』などがある。

作:アレハンドロ・ホドロフスキー Alexandro Jodorowsky
1929年、チリ生まれの映画監督。代表作に、カルト映画の金字塔として知られる『エル・トポ』や『ホーリー・マウンテン』などがある。特に『エル・トポ』は寺山修司から絶賛されたことでも有名。1975年、制作中止となった幻の映画『デューン/砂の惑星』でメビウスと出会い、以来、原作者として『アンカル』などの作品をメビウスとともにいくつかの作品を発表している。

内容詳細

R級ライセンスを持つさえない私立探偵ジョン・ディフールは、ひょんなことから宇宙の命運をつかさどると言われる謎の生命体“アンカル”を手に入れる。アンカルをめぐり、政府、ゲリラ組織、宇宙征服をたくらむ異星人など、さまざまな思惑が交錯し、ジョンは図らずも光と闇をめぐる壮大な宇宙抗争に巻き込まれていく。はたしてジョン・ディフールの運命は?カルト映画の巨匠ホドロフスキー原作!フランス発、衝撃のスペースオペラ・コミックがついに登場。

【著者紹介】
アレハンドロ・ホドロフスキー : 1929年、チリ生まれの映画監督。1967年、『ファンド・アンド・リス』で監督デビュー。1970年に、のちに「カルト映画で最も重要な1本」と呼ばれる『エル・トポ』を発表し、1973年には『ホーリー・マウンテン』を発表、世界的名声を勝ち得る。特に『エル・トポ』は、日本では寺山修司が絶賛したことで知られている

Moebius (Jean Giraud) : 1938年、フランス生まれ。本名ジャン・ジロー。日本の名だたる漫画家に影響を与えたことで知られ、世界中のクリエイターから支持されるBD界の巨匠。1956年、処女作『フランク&ジェレミー』を発表し、1963年にジャン・ジロー名義で『ブルーベリー』シリーズを開始。現在まで続く人気シリーズとなる

原正人 : 1974年生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 春ドーナツ さん

    メビウスのイラストを初めて見たのは集英社文庫で「ジュール・ヴェルヌ・コレクション」が刊行された時だ。きゅうりのようにクールだなあと感動して全巻揃えた。あれから幾星霜。バンド・デシネをついに開く。図書館の窓際のテーブルに書見台を置いて3時間。煙草を吸いに外に出ることもなく一心に読んだ(黒飴4つ)。圧倒的なスケールに目を瞠り、緻密に描き込まれた世界に目を細める。SFの魅力が私の中で再燃した。フランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」が気になる。ホドロフスキー監督の映画も観たい。「ホーリー・マウンテン」とか。

  • Ai さん

    表紙でも使われている、主人公の探偵ジョンの落下カットが印象的。1カット1カットが、額に入れて飾りたいくらいかっこいい。銀河を股にかけたスタンダードなスペースオペラの体をとりながら、ラストは巨大な物語の円環が待つ。ホドロフスキーに死ぬ前に映画化してほしい。

  • ウクレレまさあき さん

    思い出すんだ! 🎬『DUNE』→🎬『アレハンドロ・ホドロフスキーのDUNE』で辿り着いた、アレハンドロ・ホドロフスキー作、メビウス画のBD。 日本の漫画と違って、セリフが多くてコマ割りが謎。フルカラーの絵は見事で、話はホドロフスキーだけあって、やっぱりよく分からない。全然DUNEじゃなくて、ざっと読むのに1週間かかったけど、面白かった。この感覚、まさに映画。 暫く置いて、もう一度読みたい。

  • ぴんち さん

    凄い世界観。

  • shimiminzou さん

    『ホドロフスキーのDUNE』を観て読まずにはいられなくなったので購入。336ページのコミックを読み終えるのに三週間かかるほど絵にも話にも密度がある。最後の最後で表紙の意味がわかり、練り込まれたプロットに感嘆する。

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