Monterey

2011年結成、ケネス・パッテンゲイルとジョーイ・ライアンによるギター・デュオ。“サイモン＆ガーファンクルの再来”とも評されながら、美しく抒情的なハーモニー／メロディ／歌詞、美しさの中にも時に風刺や皮肉が顔を出すビター＆スイートな作風、抜群のギターの上手さで評価を上げている。
二人の対照的なキャラクターが醸し出すユニークなトークでも人気。前作『The Ash andClay』（2013年）でグラミー賞最優秀フォーク・アルバム賞にノミネートされた他、全米最大の公共ラジオ局NPRが選ぶ‘The Top 10 Folk And Americana Albums Of 2013’選出、2014年アメリカーナ･ミュージック・アウォードにてGroup of the Year受賞。またコーエン兄弟による60年代のボブ・ディラン前夜を描いた映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス　名もなき男の歌』公開を記念してニューヨークで開催されたコンサート“Another Day, Another Time”では、ジャック・ホワイト、エルヴィス・コステロ等と並んでパフォーマンスしたことでも話題となった。

注目を集める今作は、スタジオを抜けて、ツアー先の楽屋、本番前のステージ、ツアー先の教会で録音されたもので、ロード感たっぷり。これまでは別々に行っていた曲作りを、今作では二人の共同で行い、細部まで入念に仕上げられた。移り変わる景色に思い出を投影させるような切なさと、スパイスのようなユーモアに溢れたアルバムだ。

（メーカー・インフォメーションより）