音質良好です。内容も良いです。

この手のハーフオフィシャル盤は収録曲において、既発表の物をあたかも新発掘のように見せかけている詐欺まがいの物が多いが、今回は本当に初出音源が含まれている（と思う）。 収録曲は正確には下記の通り。 �@SO　WHAT �AROUND　MIDNIGHT �BWAKIN’ �CSO　WHAT 以上1960．4.3，Munich �DALL　OF　YOU �ESO　WHAT 以上1960．3.30，Frakfurt �@〜�Cについては、これまでブート出回っており、�@と�Bが曲の途中、Wynton　Kellyのピアノソロでフェイドアウトしていたが、�@は曲の最後まで完奏している。 �D�Eは本当に初出音源かも？（私は聴いた事がありません。どなたか知っておられるお方がいらっしゃれば教えてください。） なお音質は�@〜�Bまでは最高、�Cでやや落ちるが支障なし。 �D�Eはかなりコモリっているのでからい音量を上げて聴かなければならない。 完奏の�@が今回の収穫か！

マイルスとコルトレーンのライブということで、かなり期待していましたが、音が悪すぎです(-_-;)　コルトレーンのコレクターならいざ知らず、音を楽しみたい者にとっては、大失敗の１枚でした！

コルトレーン退団直前のヨーロッパ・ツアーにおける60年4月8日のチューリッヒにおけるコンサート・ライブの放送音源の全4曲（1-5）。オマケとして、58年5月17日のニューヨークのカフェボヘミアでのライブ演奏（6-9）で、これにも、コルトレーンが参加してます。本命は、前者の4曲で、独立後を見据えたコルトレーン節を披露し、リズムセクションとの違和感（勝手にやっておれみたいに--）を醸し出してるところが、興味深いところです。

夢見たﾊﾟｰｶｰとの日々。それをこえるのはｺﾙﾄﾚｰﾝがいたときだけ…ﾎｯﾄなｻｯｸｽにｸｰﾙなﾍﾟｯﾄ…ｵｰﾙﾏﾝﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞなどの2ｷﾞﾀｰの方法論に影響を与えた編成。ｺﾙﾄﾚｰﾝが演奏する時はﾏｲﾙｽはｷﾞｬｸﾞでﾊﾞｰﾃﾝとかしてた！ｺﾙﾄﾚｰﾝだけ信じてたから

音がこもっているが、それくらいは許せる。しかし、そんなことよりも、表記にはピアノ＝ビル・エヴァンスって書いてあるけど、どう聞いたってこのピアノはエヴァンスじゃなくレッド・ガーランドだ。おまけに５曲目の｢マイルストーン｣はコルトレーンが吹いていないどころか、コロンビアの正規盤｢マイルス・イン・ヨーロッパ｣と同一テイクだ!(テナーはジョージ・コールマン、ピアノはハービー・ハンコック、ベースロン・カーター、ドラムスはトニー・ウイリアムス。全く違う！） こういうちょっとわけのわからない盤って、だまされるの覚悟で買ってる