DVD

『マリア』 バルトリ(Ms)A.フィッシャー&スキンティッラ管弦楽団

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCBD1085
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
DVD
追加情報
:
日本語字幕(ドキュメンタリー部分のみ)

商品説明

『マリア/バルトリ』(DVD)

"圧倒的な歌唱能力とチャーミングな容姿が相俟って、世界中の人気と注目を集め続けているチェチーリア・バルトリ。近年は、『サリエリ・アルバム』やマイナー・オペラのアリアを集めた『禁じられたオペラ』を大ヒットさせ、2007年にも、これまた個性的なテーマを扱った『マリア』を発表し話題を集めました。
 タイトルの「マリア」とは19世紀に活躍し、今年2008年に生誕200年を迎えるスペイン出身の大メゾ・ソプラノ歌手マリア・マリブラン[1808-36]のこと。ちなみに、彼女が活躍した当時は、は男声テノールのジョヴァンニ・ルビーニも登場し、近代声楽が始まったとされる時期に当たります。マリブランは、30歳を前にして落馬のため早世してしまいましたが、時代を代表する歌手であることに変わりはありませんでした。その名声はきわめて高く、たとえば、ヴェネツィアにあるマリブラン劇場とはもちろんこの歌手の名にちなんで付けられたもの。また、作曲家ロバート・ラッセル・ベネットは歌劇『マリア・マリブラン』(1935)を書いていますし、オペラ好きな映画監督ヴェルナー・シュレーターも『マリア・マリブランの死』(1972)という作品を撮っています。ちなみに、マヌエル・ガルシアはマリブランの父で、『セビーリャの理髪師』の初演でアルマヴィーヴァ伯爵を歌ったことでも知られる19世紀前半に活躍した名高いテノール歌手。 
 バルトリは、このアルバムを、スペインのフラメンコからチロルのヨーデルまで、言語にしてイタリア、フランス、スペイン、英語と実に多彩な作品で構成しています。それは、大歌手マリブランにオマージュを捧げるとともに、ベル・カント歌手としての自分のルーツと更なる可能性を探ろうとしているためと言えるでしょう。
 伴奏のスキンティッラ管弦楽団とは、チューリヒ歌劇場のオーケストラのこと。但し、その中で、17、18世紀音楽上演用として1996年に特化したピリオド・オーケストラ部門を指します。指揮者は『サリエリ・アルバム』でもタッグを組んだアダム・フィッシャーなので、気心の知れた阿吽の呼吸が約束されていたというわけです。
 DVD2枚組の1枚目には、アルバム『マリア』発売を記念し、2008年1月〜6月に行われるツアー「リヴォルーツィオーネ・ロマンティカ(ロマン派革命)」の前哨戦として、2007年に行われたバルセロナ公演を収録(ちなみに、マリブランの誕生日である2008年3月24日にはパリでスペシャル・ガラ公演も行われます)。カタルーニャ音楽堂で行われた80分のプログラムでは、『マリア』アルバムからハイライトが歌われました。さらにロッシーニの『柳の歌と祈り』をDVDの特典として収録しています。
 2枚目はバルトリによるマリブランの生涯のリサーチと、アルバム録音の風景が『マリブラン再発見』と題され収められています。
 

Disc-1
マヌエル・ガルシア:『風の娘』より
・セミラーミデのアリア『で、彼は見えない』〜『私は女王です』
ジュゼッペ・ペルジアーニ:歌劇『イネス・デ・カストロ』より
・イネスのアリア『いとおしい日々よ』
メンデルスゾーン:
・演奏会用アリア『不幸な女よ』 op.94
ロッシーニ:
・歌劇『チェネレントラ』より『不安と涙のうちに生まれ』
・歌劇『オテッロ』より『柳の下に佇んで』〜『ああ、神様お願い』
バルフ:
・歌劇『アルトワの乙女』より
フンメル:
・チロル風アリアと変奏曲
ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』より
・アミーナのアリア『おお花よ、お前に会えるとは思わなかった』
・アミーナのアリア『ああ、この思いを乱さないで』
マリア・マリブラン:
・ドニゼッティの歌劇『愛の妙薬』のための挿入歌
マリア・マリブラン:
・ラタプラン
マヌエル・ガルシア:『目端の利く詩人』より
・詩人のアリア『私こそ華の密輸入者』
 チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
 スキンティッラ管弦楽団
 アダム・フィッシャー(指揮)
 収録:2007年、カタルーニャ音楽堂、バルセロナ(ライヴ)

Disc-2
・『マリブラン再発見』(ドキュメンタリー&録音風景)


79+74分/16:9/NTSC/COLOR/LPCM stereo/DTS 5.1 surround/日本語字幕on/off(ドキュメンタリー部分のみ)

内容詳細

バルトリは、19世紀に絶大な影響を残したスーパースターで、メゾソプラノのマリブランにまつわる作品でも知られている。本作は、バルセロナの異国情緒漂うホールで行なわれた公演の模様だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ドキュメンタリー

ディスク   1

バルセロナ・コンサート(79分)

  • 01. Garcia La Figlia Dell'aria 'E Non Lo Vedo... Son Regina'
  • 02. Persiani Ines De Castro 'Cari Giorni'
  • 03. Mendelssohn Infelice
  • 04. Rossini La Cenerentola 'Naqui All'affanno'
  • 05. Rossini Otello 'Assisa Al Pie D'un Salice ... Deh, Calma' (Willow Song And Prayer)
  • 06. Balfe The Maid Of Artois 'Yon Moon O'er The Mountains'
  • 07. Hummel Air A La Tirolienne Avec Variations
  • 08. Bellini La Sonnambula 'Ah! Non Credea Mirarti ... Ah! Non Giunge'
  • 09. Maria Malibran (For Donizetti's L'elisir D'amore) 'Oh Dolce Incanto'
  • 10. Maria Malibran Rataplan
  • 11. Manuel Garcia El Poeta Calculista 'Yo Que Soy Contrabandista'

ディスク   2

  • 01. マリブラン再発見-ロマンティック・レヴォルーション(67分)
  • 02. バックステージ(7分)
  • 03. ピクチャー・ギャラリー、ディスコグラフィー

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