”This record is very long. So play loud.” 確かこう書いてありました。Soft Cell〜通じて最高の部類の1枚です。 是非。

これ、ＣＤジャケットが滅茶苦茶美しいんです。こちらに紹介されてないのが残念。スワロフスキーを顔中にちりばめたアンドロイドのようなマークの美しさは必見！　ＵＫ盤はメタリックロゴでケースを飾りゴージャス！　内容も勿論ＧＯＯＤ！ ”UNDER YOUR WING” ”MOONBATHE SKIN” ”WHEN IT’S YOUR TIME” といった隠れた名作が多数。マークに外しは有りません。知らない世代のもっと多くの人にも聴いて欲しい。

タイトルの ”WILLING SINNER” はシナーズではありません。ソロ来日した時のアコースティックライブとほぼ同じ構成で、女性ヴォーカルがゲスト出演した ”KEPT BOY” を除けばマーティンのピアノのみの演奏。最後の２曲はアストリアライブからのボーナストラックです。来日公演を観に行った人はきっと懐かしく感じるでしょう。そうでない人も勿論マークワールドを堪能できるはず。アコースティックなほどに彼の語りかけるような歌声の素晴らしさを実感します。また来日して欲しい！　ちょっと難しいかもですが。。

キャンドルを灯した幻想的なチャペルの中で、正にその場にいるような臨場感でベアなマークを堪能できます。マイクオフのアカペラで始まる”WHEN I WAS A YOUNG MAN” はシナーズ来日時とは違った味わい。全体にアコースティック中心の編成でよりピュアな魅力に溢れています。ラストのバルコニーのような祭壇の上から歌う ”SAINT JUDY” は圧巻！神々しいほどです。

シングルや企画盤に収録されていた曲やデモヴァージョン等、ヴォリュームたっぷりの追加ＣＤ付きリイシューです。発表当時のオリジナルを持っている人も、デモやライブの企画盤をまとめたトーチソング満載の２ＣＤは手に入れる価値あり。勿論当時を知らない人にもお勧めです。マーク独自の世界にどっぷり浸りたい！

これはＮＨＫのＢＳ実験放送で生放送されたライブなのですが、このためにＢＳアンテナを付け、再放送される都度ビデオに録画しました。何回も繰り返し観てビデオテープの劣化もあるからと本作ＤＶＤを購入。ですが、、、画質がひどい。放送されたのはデジタルとか勿論無い時代でしたが、クリアで高画質でした。なぜこうなるの？　残念です。　ライブ自体はラ・マジア時代の貴重なもので、パワフルなシナーズと繊細なアコースティックソロライブの中間。ブリティッシュポップス華やかなりし頃の素晴らしいライブです。ＢＳも英国やヨーロッパのインディーズ系まで毎日放送されていて最高に楽しかった。画質は残念ですが、当時を知らない人も充分楽しめるライブだと思います。

ステージの前方にスペースがなかったのか、最初から最後までカメラアングルが横と後からのみ。舞台袖から撮影したのでしょう。ライブ自体は勿論ＧＯＯＤ！　ラフでシンプルな最近のスタイル。ボーナスでロングインタヴューが収録されています。ロシアンアルバムやセルの再結成の話などたっぷりなおまけに星＋＋ライブのアングルで星ーが残念。

マークのオリジナルアルバムはこれが最後だとか、そう考えるとかなり寂しい。カバーもいいけれど、やはりオリジナルを続けて出して欲しいですね。 大事故の時はこの世の終わりかと思いましたが、奇跡の復活、マイペースにライブを続けてくれているだけでも嬉しい。本作は抑え気味ではありますが、彼にしか造り出せない魅力に溢れています。永遠にLOVE!!

VIDEOで持っていますが、保存に不安があるのでDVDも購入しました。実はロンドンまで観に行ったのですが、マークの歌声は勿論、構成から会場の雰囲気に至るまで最高のステージでした。もうこのような大きな舞台でのコンサートは無いでしょうね。それでもライブを続けて欲しい！いつまでも、と心から願っています。

これは昔レコードをすり減るまで聴きこんだ一枚。カバー曲ながらもはやマークの音楽ですね。歌声が冴えわたってます。捨て曲も一切なしのファンならマストアイテム、オススメの一枚。 泣けます。