瀬戸内寂聴 文学まんだら、晴美から寂聴まで 文藝別冊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309977805
ISBN 10 : 4309977804
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:

内容詳細

2012年90歳を迎えた瀬戸内寂聴の、小説の読み手・書き手としての魅力に迫る特集本。対談・執筆=秋山駿、平野啓一郎、田中慎弥、藤原新也、森まゆみほか。作品コレクションも多数収録。

巻頭インタビュー
 「もう、書けなくてもいい 文学と人生を振り返って」 聞き手:秋山駿
                
瀬戸内寂聴コレクション
 【小説】
  「夏の終り」「吊り橋のある駅」「蘭を焼く」
 【エッセイ】
  「自分への問い」「食べる」「妖しい生物」「貝殻の歌」「美しく死ぬために」「烈しい生と美しい死を」「放浪について」
 【人形浄瑠璃】
  「モラエス恋遍路」
 【詩】
  「ある真夜中に」
 【俳句】
  嵯峨野清唱 寂聴十五句(齋藤愼爾選)
 【鼎談】
  三島由紀夫×瀬戸内寂聴×竹西寛子「『源氏物語』と現代」

エッセイ
 平野啓一郎 「天性の人の語り手」
 田中慎弥  「望遠鏡の女」
 横尾忠則  「瀬戸内寂聴という「メディア」」
 藤原新也  「瀬戸内寂聴と開高健のシルエット」
 森まゆみ  「温かい手のやわらかさ」
 伊藤比呂美 「寂聴先生。」
 林真理子  「楽聴先生」
 伊井直行  「瀬戸内さんの文章の三つの美質について」

エッセイ・コレクション
 宇野千代  「観音さまが乗り移つた瀬戸内さん」
 今東光   「瀬戸内晴美君を見守る」
 水上勉   「虚飾のない物言い」
 安岡章太郎 「瀬戸内晴美さんのこと」
 遠藤周作  「瀬戸内さんの笑顔」
 池波正太郎 「瀬戸内さんの印象」
 井上光晴  「遅れてきた野枝」
 津村節子  「『場所』からたどる心の旅路」
 開高健   「乱調に涙あり」
 江國滋   「その前後」

瀬戸内寂聴論
 荒川洋治  「場所の歳月」
 吉本隆明  「エロスに融ける良寛」
 小田仁二郎 「文芸批評・瀬戸内晴美」

瀬戸内寂聴文学論 
 齋藤愼爾 「還相の寂聴 横超する宗教者」

主要著作解題 初めて読む瀬戸内寂聴
『花芯』/『夏の終り』/『かの子撩乱』/『美は乱調にあり』/『死せる湖』/『比叡』/『諧調は偽りなり』/『花に問え』/『場所』/現代語訳『源氏物語』

略年譜

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️図書館本。新也さんと正ちゃんが載っているので、読んでみました。元、瀬戸内晴美さん今、瀬戸内寂聴さんの作品は実はまだ読んだことがありませんが、この文藝別冊を通じて90歳までの62年間の作品の軌跡のエッセンスに触れて、初めて瀬戸内さんの功績の数々を知ることが出来ました。寂聴さんを知らない初心者むけにはピッタリの本です。余りに多くの作品があるので、どこから手をつけるか迷ってしまいます。

  • kaoriction@感想は気まぐれに さん

    作家・田中慎弥論ずるところの「平安時代から続く女性作家の歴史の先端に瀬戸内さんが立っている」には妙に納得。坂本龍一センセが私も大好きな『美は乱調にあり』『階調は偽りなり』を愛読していたことがとても嬉しい。それからそれから、瀬戸内さんに準じて大好きな森まゆみが『美は乱調にあり』『夏の終わり』について語っているのも最高。図書館で借りたが、やっぱりこれは手元に置いておくべき。購入しよう!そして何はともあれ未読積ん読の『花芯』を読みませう。でないと瀬戸内さんを語れない。源氏物語に手を出すのはまだまだ先になりそう。

  • nizimasu さん

    瀬戸内寂聴さんの旺盛な創作と世界を紹介している。この人の文章ってほとんど読んだことなかったけど、とてもリアリストなのだなとおもう。故にお坊さんの道に進んだなあと思った次第

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