マーヴィン・ゲイ [KAWADEムック]

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309979656
ISBN 10 : 4309979653
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
255p;21

内容詳細

生誕80周年を記念して、音楽、文学、思想など様々な角度からその魅力に迫る総特集。大和田俊之×湯浅学、横山剣、吉岡正晴ほか。

先進的な楽曲と神が与えたと評される美しい歌声、世界のあり方を問う深い精神性と身体を解放させる峻烈な情動を共存させ、ソウル史上に燦然と輝くアーティスト、マーヴィン・ゲイ。生誕80周年を記念して音楽・文学・思想など様々な角度からその魅力に迫る総特集。

[エッセイ]
小坂忠「環境が造ったマーヴィン・ゲイという人生」
西寺郷太(NONA REEVES)「マーヴィン・ゲイと私。:Yesterday, Today, Forever」
高橋一(思い出野郎Aチーム)「サンクチュアリのマーヴィン・ゲイ」

[インタビュー]
鈴木雅之「頑固者シンガーに魅せられた不思議な縁」(聞き手・構成=二木信)
横山剣「コンプが効いた愛の歌」(聞き手=湯浅学)
ピーター・バラカン「マーヴィン・ゲイと魂(ソウル)の黄金時代」(聞き手=松村正人)
SKY-HI「"救い"の精神性」(聞き手=二木信)

[入門]
吉岡正晴「マーヴィン・ゲイ入門――引き裂かれたソウル」

[対談]
湯浅学×大和田俊之「無意識の先駆性を音にしたとんでもない男」

[ガイド]
出田圭 マーヴィン・ゲイ/人名事典

[論考]
吉岡正晴「『ホワッツ・ゴーイング・オン』がアメリカ音楽業界とアメリカに残したもの」
湯浅学「『離婚伝説』伝説」
押野素子「マーヴィン・ゲイの性と愛」
出田圭「リオン・ウェアとマーヴィン・ゲイ」
長澤唯史「女々しくて辛い場所に辿り着いたアイドル――マーヴィン・ゲイと60年代の感情革命」
マニュエル・ヤン「What's Going On, Brother――マーヴィン・ゲイとアメリカ労働者階級の悲劇」

ディスクガイド(河地依子、小出斉、二木信)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
マーヴィン・ゲイ生誕80周年時に出たムック...

投稿日:2021/04/10 (土)

マーヴィン・ゲイ生誕80周年時に出たムック本。鈴木雅之さん、クレイジーケンバンドの横山剣さん、ピーター・バラカンさん、小坂忠さん、西寺郷太さん等々たくさんの人がマーヴィン・ゲイのことを語っていて全体として実に詳しいマーヴィン・ゲイ本になっています。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • MICK KICHI さん

    聖と性の狭間で引き裂かれてきた精神を現代のソウルミュージックのアイコンの全貌を窺い知る事ができる。ベトナム戦争時の人間の尊厳の叫び「ホワッツ・ゴーイン・オン」を聖の部分として、対極にある性を赤裸々に描いた「レッツ・ゲット・イット・オン」「I want you」までのキャリアピーク時のドラッグと異常な性癖、天性の才能と自堕落さの共存によるトラブルから、モータウンのトップにいながら脱落の要因となり、最後は父親の発砲した拳銃で破滅の道をたどる。この破天荒な人生の中で残した作品群の先見性は金字塔であった。

  • mirie0908 さん

    マービン・ゲイ What’s going on ぐらいは知ってたが特に聴いてたわけでなく、猟銃で父親から殺されたことぐらいの知識だったが、この1冊は大変面白かった。マービン本人の毀誉褒貶激しい人生、特異な性格、そして背景となるアメリカ社会、文化的論考、などなど大変読み応えあり。

  • yoyogi kazuo さん

    西寺豪太のエッセイ、鈴木雅之のインタビュー、横山剣のインタビューはいずれも面白く読めた。湯浅学の記事もお笑い的な意味で面白かった。 とはいえ、真にマーヴィン・ゲイというアーチストの本質に迫った記事は中々ない。そんな中で、元妻や家族などによる「暴露本」を原書で読んで参考文献に挙げている押野素子氏の記事の内容が濃かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品