生まれて初めて買った「CD」です。当時（1987年）あまりの音の良さにひっくり返りました。水を一滴冷たい井戸の中に垂らし、それがゆっくりと深い深い井戸の底に達した時の音。MUTE BEATはそんな感じです。

「sunnyside walk」が入っていないのが惜しまれる･･･

MUTE BEATの音は、淡々と続く個人や世間の日常の流れを現わしてるように感じる。…のは私だけかな…。

彼らをきかせた時､日本的だといわれた｡それがいやだと｡洋楽のものまねばかりの中､醸し出す日本的とは？ﾐｭｰﾄとﾋﾞｰﾄ…消音と激音…相反する言葉…それが日本だとしたら…音はどこにいくの？

当時ｼﾞｬﾏｲｶ陶酔してた自分に衝撃的で希望の光が挿したｱﾙﾊﾞﾑ！身体の芯も奮えさすコノsoundの嵐？！「No．0 virgin dub」と並びGREAT♪大好き

ﾐｭｰﾄﾋﾞｰﾄを知らないとだめだ！自分の中でそう思っていた時期があった｡このﾊﾞﾝﾄﾞは絶対に音楽が好きなら聴かなければならない｡誰にいわれた訳でもないが､洋楽をきくようになり､邦楽は真似ばかりだと思った僕に日本も凄いと思わしてくれる､そんな望みを与えてくれた光

フィッシュマンズのファーストやROCKING TIMEのファーストをプロデュースしたこだま和文さんのバンド（初期にはUAのプロデュースで有名な朝本浩文さんや世界のGOTAこと屋敷豪太さんが在籍）。基本的にインストバンドなのでフィッシュマンズやROCKING TIMEといったバンドのファンの人は戸惑うかも。けどこのレゲエ・ダブのリズムにのるこだまさんのトランペットは最高です。むしろフィッシュマンズ・ROCKING TIMEのファンよりもリトルテンポやドライ＆ヘビーのファンの方が楽しめるかも。こんなバンドが２０年前に存在したと考えると凄いと思う。

フィッシュマンズがきっかけで、ミュートビートを聴き始めましたが...すごくcoolです♪ジャケもカッコよいです♪

今は無きインクでの記録。このライブ、観に行けなかったんだよなー。とにかく早く聴きたい！満点で間違い無しでしょ？

ｼﾞｬｹｯﾄがかっこいい！！中身の音も小玉さんの世界が前面にでている。今聞いても古さを感じさせない。