空はまるで

そのオリジナルなスタイル、ハイクォリティなサウンドが注目を浴びているMonkey Majikの4thアルバム。すでに確立された彼らのサウンド、そのスタイルは継承しつつもさらに深く深く深化している。彼ら特有のメロディセンス、そしてそのメロディを殺すことなく流れるように乗る言語感覚、単なる“洋楽っぽい”サウンドではなく、彼ら独自のスタイルは新たな日本のスタンダードとなる可能性を秘めている。
横浜ゴムのCMソング「空はまるで」映画「夜のピクニック」、主題歌「フタリ」、M-Flo、Seamo、吉田兄弟とコラボしたシングル3部作も収録。

【アーティストによるセルフライナー】

●空はまるで/この曲は、このアルバムの中で一番最初に制作され、一番最後に完成した曲です。制作期間に一番時間を要したため、メンバーそれぞれのテーマが入った曲となりました。アルバムの代表曲としてＣＭソングに使っていただいたのですが、ＰＶはＣＭと同じ撮影場所（ロス）で行いました。アコースティック中心の曲ですが、バラード、ヒップホップ、歌謡、とMONKEY MAJIKなりの表現で完成させた自信作です。
●光朝/英語の教師として数年間子供たちと接してきました。次の世代へ繋げていくため、僕らは彼らの将来を考え、僕らが成長し、未来を意識して正しいことを教えていかなければいけないと思いました。「光朝（こうちょう）」というタイトルは、光輝く朝を明日も明後日も向かえたい、いつまでも向かえ続けたい、という意味を込めてつけました。
●Picture Perfect/三部作の第一弾。この曲はMONKEY全員と他のアーティストとの初めてのコラボレーションとなった曲です。うまくいくかどうか心配もありましたが、m-floさんと意気投合し、とてもやりやすい環境で制作した作品です。男だったら誰でも経験する苦い思い出、そんなテーマが入っている曲となっています。
●Change/昔から気になる存在であった吉田兄弟さんとコラボレーションした三部作最終曲。三味線とギターのキーも問題があり、とても制作には手こずりました。たぶん三味線とロックの融合がここまでかっこよく仕上がった曲は今までに無かったでしょう！ＰＶは「狐に化かされる」というテーマに沿って、外国から見た日本的なイメージを作ってみました。
●願/喜びの瞬間を表した曲です。日常で日々感じる一瞬にはいろんな一瞬がある。何かを達成した一瞬、嬉しさや喜びを感じる一瞬、あきらめた人には訪れない一瞬が人生には必ずある。その一瞬をイメージした曲です。
●No Snow In December/去年１２月、仙台では雪が一度も降らなかったことで、僕らの住んでいる地球というものを考えるようになりました。この先どんな未来を創造し、未来の子供たちのために、美しい世界を我々は作ることができるのか？ということを伝えたかったメッセージソングです。
●フタリ/映画「夜のピクニック」主題歌。原作をtaxが読んで、自分の大切な人を思い浮かべて書いた１曲。本格的にピアノを取り入れ、初めてのAll日本語歌詞ソングに仕上げました。恋人というフタリだけでなく、兄弟、友達など、いろいろなフタリをイメージして聴いてみて下さい。
●卒業、そして未来へ。/仙台代表、名古屋代表がコラボレーションした曲。制作はデータのやり取りを中心とし、仙台と名古屋で作りました。卒業をテーマに作りましたが、学校の卒業だけではなく、人生においてのあらゆる区切り、これからのスタートに向けた応援ソングです。
●LONG SHOT PENNY/メイナードの声の調子が悪い日だった。スタジオで、恋愛ストーリーを考えながら作ってみた曲。身近な出会いの喜び、最終的に別れは訪れる辛さ、そんなイメージの曲です。
●Pretty People-Japanese ver.-/元々みんなハートはきれいだと思う。日々の生活の中で、落ち込むことや、辛いことなどがある。みんなハッピーでいたい、ハッピーでいよう！平和とは何か、世界が平和になるためには何ができるか、僕らができることを曲にしよう！という気持ちから作りました。レコーディングではメンバー全員でブースに入ってレコーディングもしました。そんな楽しさも詰め込んだ１曲です。
●スマイル/何があっても笑顔があればいい。笑顔が全ての悩みの薬。
●MAYBE/別れの曲。ラテン風ロックンロール、特にブレイズのソロが聴き処。
●I Miss You/恋が始まりそうな２人、お互い近づくストーリー。近づいてもギリギリ交わることなく距離が離れてしまう２人。友達以上恋人未満、そんな切ないラブソング。