モリー先生との火曜日

M.アルボム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140810071
ISBN 10 : 4140810076
フォーマット
出版社
発行年月
2004年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,203p

内容詳細

ミッチは偶然、大学時代の恩師が難病ALSに冒されていることを知る。難病で死の床にある老教授が、かつての教え子に「人生の意味」を語る授業を綴った感動のノンフィクション。98年刊の普及版。

【著者紹介】
ミッチ・アルボム : フィラデルフィア出身。1970年代後半、ブランダイス大学の学生時代に、社会学教授のモリー・シュワルツと出会う。卒業後、プロミュージシャンを目指すが、挫折。コロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得し、デトロイト・フリープレス紙のスポーツコラムニストとして活躍。鋭い洞察と軽妙なタッチのコラムは高い評価を受け、AP通信によって全米No.1スポーツコラムニストに過去13回選ばれている。2003年9月に発表した初のフィクション『The Five Poeple You Meet in Heaven』(邦訳『天国の五人』、NHK出版)は全米ベストセラー1位を獲得。現在、妻ジャニーンとミシガン州フランクリンに在住

別宮貞徳 : 翻訳家。元上智大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちゃちゃ さん

    人は自らの死を見据えたとき、何を思いどう行動するのだろう。死は等しく人に訪れるのに、私たちはそれを容易に受け入れられない。16年ぶりに再会した筆者の恩師、モリー先生は難病ALSに侵されていた。余命を告げられて先生は決意したという。「生きてみよう。品位をもって勇気とユーモアと落ち着きを忘れずに」と。不安と絶望の淵に立って最も得がたいのが、品位、勇気、ユーモア、落ち着きではないのか。自らの死をも興味深い研究対象として最後の授業で「人生の意味」を語る。その言葉に込められた愛と温かさが、心に深く響いた作品だった。

  • アン さん

    難病ALSを患う大学時代の恩師モリー先生と久々に再会した著者。先生は毎週火曜日、彼に最後の授業を行うことに。テーマは「人生の意味」。ノンフィクションでもあり、モリー先生の積み重ねた経験を通し語られるメッセージは奥深く、考えさせられると共に心に留めておきたいものばかりです。「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」愛する人との心の交流、「与える」こと、許し…。自分を憐れむことなく潔く受け入れ、穏やかでユーモアを失わず思慮深くあったモリー先生。愛と勇気に満ちた授業を私も忘れずに大切にしたいと思います。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    ダンスが好きで、生徒達に真摯に向き合ったからこそ、生徒達の心に残ったモリー先生がALSになった。それでも彼は朗らかで彼らしかった。彼は大切な事を知っていたから。人は生きていく内に生きている喜びも人の事を想い、行動する事も心の奥に閉じ込めてしまう。だからこそ、「人間は半分、寝た状態だ」という言葉がまずは心に刺さってくる。モリー先生との火曜日の授業は迷っている私達にも響いてくる。特に両親の死からの死への心構え、天職、自分を許す事、愛する事への臆病さとそれでも愛する人がいる事の幸福が個人的に沁みました。

  • ふう さん

    人が生きていくために大切なものは何かー。モリー先生の語るひと言ひと言からその何かについて考えさせられる、すばらしい本です。第1の火曜日から第14の火曜日まで、どの講義も自分の価値観を見直すきっかけになる意義深いものでした。老いについて、愛について、許しについて、そして死について。こんなふうに考えて生きることが、周りの人々にとって、何よりたった一度の自分の人生にとって幸せなのだと思いました。あたりまえのことかもしれません。忘れていただけのことかもしれません。理想論に思えるかもしれません。でも、大切なことです

  • 夜長月🌙@5/19文学フリマQ38 さん

    まさに「良書」。こういうとかえって避ける人もいるかもしれませんが良かったです。目次をさっと見ても「自分をあわれむこと」「死について」「家族について」……と心に響くものがあります。死の直前まで続いた先生の授業は当たり前のようでできないことや人生において本当に大切なことを教えてくれます。物質的なものは愛や優しさ、思いやりに決してかなわないし、金で買った流行りのものは愛のかわりにはならない。自分の人生に満足するためにするべきことは自分が人に提供できることをするということ。

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