恩師夫妻から託されたリュートで、
感謝と祈りを込めて奏でるトンボー〜音楽による墓碑銘
佐藤亜紀子がいざなう、フランス・バロックリュートの美しく繊細、そして奥深い世界
「恩師夫妻から託されたリュートで、感謝と祈りを込めて奏でるトンボー―音楽による墓碑銘。貴族のサロンで育まれた、フランス・バロックリュート音楽の繊細かつ奥深い響きをお聴きください。」〜佐藤亜紀子
佐藤亜紀子が、恩師から(恩師の夫が遺した)5台のリュートを譲り受けたことをきっかけに編んだトンボー。トンボー(tombeau)はフランス語で本来「墓」「墓碑」を意味しますが、そこから故人への音楽的墓碑銘という意味で使われるようになったのは、フランスのバロック・リュートのレパートリーにおいてであったといいます。ここで佐藤は、恩師への感謝の気持ちを込めて、フランス・バロック期の様々な作曲家たちによる、トンボーやいくつかの楽曲を組み合わせて組曲のようにして演奏しています。フランス・バロック・リュートの美しい響きと、それをあまさず味わうことのできる優れた録音を堪能することができる1枚です。(販売元情報)
【収録情報】
01. シャルル・フルーリー・ブランクロシェ[c.1605-1652]:捧げもの アルマンド
02. ルネ・メサンジョー[1568-1638]:プレリュード ヘ短調
03. ジャック・ド・ガロ[c.1625-after 168]:美しい半音階的サラバンド
04. ジャック・ド・ガロ:コンデ公のトンボー アルマンド
05. ベション(17世紀):前奏曲 ト短調
06. フランソワ・デュフォー[before 1604-c.1672]:ブランクロシェ氏のトンボー
07. フランソワ・デュフォー:サラバンドとドゥーブル
08. ドニ・ゴーティエ[1603-1672]:プレリュード ニ短調
09. エヌモン・ゴーティエ[c.1575-1651]:メザンジョーのトンボー
10. ドニ・ゴーティエ:プレリュード ト長調
11. ドニ・ゴーティエ:パヴァーヌ ラケ氏のトンボー
12. シャルル・ムートン[1617-c.1710]:シャコンヌ
13. シャルル・ムートン:プレリュード ハ短調
14. シャルル・ムートン:貴婦人に捧げるトンボー パヴァーヌ
15. ロベール・ド・ヴィゼー[1650-1725]:老ガロのトンボー
16. ジャック・ド・ガロ:スペインのフォリア
17. ジャック・ド・ガロ:プレリュード 嬰ヘ短調
18. ジャック・ド・ガロ:ミューズに捧げるトンボー アルマンド
19. ドニ・ゴーティエ:プレリュード ヒポドリア旋法
佐藤亜紀子(リュート)
使用楽器:
11コースリュート ジョン・M・ダンカーフ作 1980年、マンチェスター
10コースリュート チャールス・フォード作 1987年、キャッスルクーム(02)/奥 清秀による修理、11コースから10コース仕様への改造(2024年)
録音時期:2025年3月18-20日
録音場所:神奈川県立相模湖交流センター、ラックスマン・ホール
録音方式:ステレオ(DSD)
収録時間:65分03秒
5.6448MHz DSD Recording & DXD (352.8kHz 24bit) Editing
Microphones: PureT Records current transmission microphones with Schoeps MK2H capsules, designed and manufactured by Tadaharu Mouri(毛利忠晴),PureT Records, 2015 (last modified 2018), Tokyo
Stereo Setting: A-B pair microphones
Preamplifier: PureT Records PT-CMP01, designed and manufactured by Tadaharu Mouri, PureT Records, 2015 (last modified 2016), Tokyo
AD Converter: Mytek Digital Brooklyn ADC + Waon Records “A&R Lab Degawa Second Generation Power Supply” System
Recorder: TASCAM DA-3000 modified by Waon Records “A&R Lab Degawa 21st Century Power Supply” Inside
Master Clock: Grimm Audio CC2
Power Conditioner: Waon Records BIT-15 Balanced Isolated Power Transformer
DSD/PCM converter: Weiss Saracon-DSD
【佐藤亜紀子(さとうあきこ)】
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中にリュートを左近径介、水戸茂雄の各氏に師事。その後、ドイツ国立ケルン音楽大学でコンラート・ユングヘーネル、スイス、バーゼル・スコラ・カントールムでホプキンソン・スミスの各氏に師事。
ソロ活動のほか、通奏低音奏者として歌手や器楽奏者とのアンサンブル、バロック・オペラなどに多数出演。2018年より、パリ在住の歌手、高橋美千子との古楽ユニット「たまひび」の活動を開始し、2021年にCD『たまひび』をリリース。2023年には女性4人による「アンサンブル・ポエジア・アモローザ」を結成し、演奏活動を展開。ソロCDに『ララバイ〜イギリス・ルネサンス期のリュート音楽』(2014)、『アレッサンドロ・ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集』(2023年、朝日新聞「for your Collection」推薦盤)がある。また、「アンサンブル・ポエジア・アモローザ」による『愛の詩〜ペトラルカの面影に〜』(2025年)も、朝日新聞「for your Collection」推薦盤に選ばれた。
東京・春・音楽祭では、「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき展」(2026)をはじめ、「西洋絵画、どこから見るか? 展」(2025)、「プラド美術館展」(2018)など、美術展とのコラボレーションにおいて企画・演奏を行う。NHK「ららら♪クラシック」(2019)『戦国武将を癒した音色』ではリュートとビウエラのソロを演奏。2009年には第1回台東区芸術文化支援制度対象事業として音楽物語『ジョン・ダウランド物語』をプロデュースし、好評を博した。
アイゼナハ音楽院(東京)リュートクラス講師。愛猫いたこちゃんと暮らしている。(販売元情報)
リュート奏者、佐藤亜希子の2026年10月発表のアルバム。恩師から5台のリュートを譲り受けたことをきっかけに編んだトンボー(音楽的墓碑銘)で、フランスのバロック・リュートの美しい響きが存分に味わえる。(CDジャーナル データベースより)