このアルバムは1999年グラミー賞Best Contemporary Folk Albumを受賞しています。彼女の数々あるアルバムの中での代表作には間違いありません。一見投げやりな歌い方、ステージで受けようが受けまいが我が道を行く。そんなイメージが私の中にありますが、その分期待しないで聞いていると痛い目に会いますよと思わせるアルバムです。

このアルバムは1992年にリリースされた「Sweet Old World」を曲順と一部歌詞を変えたアルバムにボーナストラック4曲を加えた2017年の作品です。聞き比べると、年齢相応に声の質が変わっていますし、バックのミュージシャンの質の高さに唸ります。とにかくどの曲も良いので曲順が替わってもすんなり聞けます。個人的には、92年の声の若さとある意味粗削りな旧作の方に懐かしさも含め軍配を上げます。

このアルバムは2021年グラミー賞のBest Americana Albumにノミネートされましたが、ルシンダ・ウィリアムスは、グラミー賞ではカントリーであったり、フォークであったり様々なカテゴリーでノミネートされて、多くの傑作を生んでいます。「Man Without A Soul」はBest American Roots Songにもノミネートされていますが、トランプ（大統領）を暗に批判している内容が含まれているようです。銃社会の中であっても自由に政治に意見が言え、称えられるアメリカ、銃のない社会でありながら自由に物が言えない貧困などこかの国との大きな違いが感じられるアルバムです。

ニール・ヤングを初めて聴いた時のような衝撃を受けました。 同時に大人の女性の色気みたいなものを感じてドキドキしました。

2008年ベスト1はこれで決まりです！ルシンダ姉さんのハスキー・ボイスにカントリー、ブルース＆ロック！このカッコ良さは最高です。AC/DCのカバーも嬉しい。

最高！まさにアメリカンロックの真髄です。 発売されているＣＤを全部聞いてみようと思った女性アーティストとしては、ボニー・レイット以来です。 メロディもリズムもフィーリングも言うことなしですが、特に声には魅了されます。 このハスキーでセクシーな声と対抗できるのはジュリー・ミラーぐらいですか？

ｵﾙﾀﾅｶﾝﾄﾘｰｸｲｰﾝ、ﾙｼﾝﾀﾞ。そもそも、日本ではｶﾝﾄﾘｰはある程度ﾏｲﾅｰなｼﾞｬﾝﾙであり、聴かれている物もずっとﾎﾟｯﾌﾟｽ色のｺﾝﾃﾝﾎﾟﾗﾘｰなｶﾝﾄﾘｰが多い。もっと日本でも彼女のような良質なｶﾝﾄﾘｰをきかれることを願ってやまない。本物のｶﾝﾄﾘｰは滋味豊富で泥臭く、そしてやさしいのだから

これって本当に発売されてるの？店頭でも見かけないし…どなたか買った方いらっしゃいますか？

「エッセンス」、最新作「World Without Tears」を先に聴いて来た私ですが、これは傑作を越えて名盤です。 絶対に聴き逃しちゃなりません。 まず楽曲が良い！ このあたりの音楽にありがちな に終始する事無く、演奏の絶妙なコンビネーション・アレンジ！ 個人的、ここ１０年で最高のアルバム。

初夏のこの時期から梅雨の季節、部屋のなかでしっとり聞けますね。なんてったって声がいい。シンプルだけど、胸にのこる、そんな歌を聞かせてくれます。特に今のこの季節、お勧めですね。