ブラジル・サンパウロ出身にして、NYジャズ・シーンで活躍するルシアーナ・スーザ。3度のグラミー・ノミネート、バークレー音楽院ジャズ作曲学士号&ニュー・イングランド音楽院ジャズ修士号を取得、マンハッタン音楽院で教鞭をとっていたジャズ･エリート。ここ数年はLAを拠点に活動。「地理的環境と言葉は私の人生を大きく変えてきたもの。根無し草でよそものという気分になることと同時にここでどっしりと根を下ろして構えたいと熱望することも。心は常に2つに分かれていて思い出に浸りながら見知らぬ世界を夢見ているの」と本人。グラミー・ノミネート作品『デュオスII 』(2006年発表)で全米でも大きなセールスを遂げアルバム『The New Bossa Nova』を2007年Verve移籍第一弾でリリース、第2弾目も前作に続き再度夫のLarry Kleinがプロデュース。Kleinとの共作、またDavid Barreauとの共作やe.e.cummingsやPaulo Leminskiの詩を引用したもの、さらにはPaul Simonの楽曲も収録。