仲井戸麗市プロデュースのシングルで1999年にデビューしたLeyonaのキャリア11年目の新作。ここでも彼女の自然体が存分に貫かれてる。ザラッとしたバンドサウンドの中に、情熱的な彼女の歌声が溶け込む。シンプルな生音の流れに乗って、メロディーと歌詞の一つ一つが心に沁み込んでくる。Leyona本人の作曲によるタイトル曲が白眉。作詞はLeyonaのブレイクのきっかけとなった「風をあつめて」の松本隆によるもの。彼女の現在の自然体の輝きが、一段と情感溢れるヴォーカルでドラマティックに展開する。息を呑むような素晴らしい名曲に仕上がっている。

本作こそ、彼女の出すべきエッセンスが多分に含まれた作品だと思います。 ソウル感というか、古き良き彼女の愛すRhythm＆Blues（「Sunshine」「星の上　空の下」）と 現代のいわゆるR＆B（「Brown Sugar」「On The Floor」）の融合感がたまりません！ 前作に続き、山本タカシのプロデュース兼ギターの手腕も秀逸。 Leyonaとの長年の付き合いから、彼女の良い面を引き延ばし、 新たな一面も感じられる傑作だ!!

このアルバム最高です。1曲目「ＳＷＥＥＴ　ＢＡＢＹ　ＬＯＶＥ」のイントロは全てのロックファンがきっと好きになると思います。