1994年、ROSIERやTRUEBLUEでSLAVEになって約30年。LUNA SEAにはいつも驚かされてます。単なる焼き直しではない、再録盤というよりニューアルバムを聴いてるような感じ。だけど目を瞑り聴いていると頭に浮かぶメンバーの姿は今の姿だけでなく、1994年当時の姿もきちんと浮かんでくる。元のアルバムももう何度も何度も聴いていることによってわかる違い。ROSIERは感動して涙出た…。約30年を経て本当に進化してるバンドだなと思い、新たな感動をくれたメンバーに本当に感謝です。素晴らしい作品でした。

1996年に当時のSTYLEの発売を楽しみにしていた世代です。まずパッケージがあの当時のアナログな感じを現在にブラッシュアップしてる感じが既に良い。ケータイの待受にしてしまったくらいです。中身は当時のSTYLEよりも深い色合いで味付けされているのに当時のものよりカラフルに聴こえる。同時発売のMOTHERは過去のメンバーの姿が見え隠れしてる進化だったのに対してこちらは今現在の姿ばかり頭を過る深化をしてる感じでした。MOTHER、STYLEの元のものはMOTHERのほうが一般受けしそうな感じだったのに対して今回のものはSTYLEのほうが一般受けしそうなサウンドに感じました（あくまで私の主観です）STYLEは当時高校生だった私に難解なだけだったのかもしれませんが…。今回の再録盤は当時キラキラした感情で聴いていた自分の感情を思い出させてくれました。ただただメンバーに感謝です。本当にニューアルバムと言っても過言ではない作品です。ネタバレになりそうですがMOTHER、STYLE共に歌詞カードのメンバー写真が当時の歌詞カードの写真のオマージュみたいだったのも良かったです。クスッとして、音を聴いて泣きました。本当に素晴らしい作品でした。

捨て曲なし大傑作大名盤。 その中でもHURTが一番好きです。この曲のサビに入る前のJのコーラスが凄くかっこよく痺れます。真冬の野外でのRYUICHIのシャドーボクシングのような動きもこの曲を聴くたびに思い出します。 後半8曲目から一気にシングル曲3連発で畳み掛ける流れは、LIVEのような勢いを感じさせテンションが一気に上がっていきます。 とりあえずこのアルバムの何が言いたいのかというと 全曲すべて真矢のドラムが一番かっこいい。。

20代前半で完成させた天才的ロックバンドの美しく芸術的な作品。 現代の同じ年くらいの若者バンド達は、この大人なサウンドを作り出せるのだろうか？ バンドに1人〜2人天才がいたとしてもメンバー5人全員で このグルーヴ・一体感と素晴らしい演奏力とさらに喜怒哀楽を魅せる事はなかなかできないだろう。そう感じたアルバムでもある。 怒りのように激しい「ROSIER」「CIVILIZE」 ロックとクラシックが融合させたような非常に哀しい 「GENESIS OF MIND〜夢の彼方へ〜」やアルバムタイトルにもなった「MOTHER」 浮遊感あるサウンド且つ宇宙的で不思議な世界へ堕ちていくような 「LOVELESS」「FACE TO FACE」まで幅広く まさに喜怒哀楽感じさせる楽曲陣。全ておすすめなのだが 個人的に好きな「FAKE」は、1度もLIVEで演奏されておらず 活動再開後の今、早く演奏してほしいと願う今日この頃…

ルナシーらしさを感じる疾走感がある曲調でとても元気を貰える曲です。音作りの進化を感じさせてくれるサウンドに変わらぬ抜群の歌唱力で歌い上げる河村さんの魅力を強く感じる１曲だと思いました。何度も聴きたくなる中毒性があると思います。

全体的に開放的な音で、聴いていて気持ちいいです。中にはanagramや静寂のような重厚なサウンドの曲もあり、それがアクセントになっています。演奏も歌も衰え知らずで、このままいつまでも突き進んで欲しいなと思います。河村隆一さんはソロも含めると近年かなりのハイペースでCDをリリースしていて、そのバイタリティに驚かされます。

独特の雰囲気を残しつつ、ポップさも併せ持つアルバム。今聴くともちろん古さも感じるが、個人的にはLUNA SEAのアルバムで一番好き。 原曲を弦楽器隊の三人が作り、それをバンドで完成させているからこそ、バラエティに富んでいつつ、統一感のあるアルバムになっているのかな。

2007年リマスターの出来は良好でオリジナル盤と比べてもあらゆる面でパワーアップしています。最近発売された他の作品と聞き比べても迫力が全く劣らないです。元々の曲の良さがさらに引き出されていてオリジナル盤しか持っていない人は必ず買い替えたほうがいいかと思います。

オリジナル盤はさすがに少し時代を感じる音質だったのですが2007年リマスターを聴いてみると全く古臭さのない新鮮なサウンドに生まれ変わっていました。今でも十分に通用する音楽を既にやっていたのだということが改めてわかりました。これはオリジナル盤しか持っていない人は買い替え必須の出来だと思います。

オリジナル盤と2007年リマスター版を聞き比べてみましたが明らかな音質向上が見受けられてより曲の良さが引き立っています。オリジナル盤を持っている人も買い替える価値が十分にある出来だと思います。再録版がイマイチ違和感があるという人もこちらのリマスター盤なら十分満足できるのではないかと思います。