「僕はジャズしか聴かない」「私はクラシックしか聴かない」あるいは「邦楽以外は興味なし」etc・・・。なるほど音楽なんて嗜好品だから自由にである。それでもこの箱のどれかの音楽を聴きながら、イノセントな自分を少し感じてみる。なかなか好いものですよ。

ソフトマシーン初期メンバー。初期5作廉価版5CD。5枚組用プラケ。ボーナス多数。解説あり。12ページのブックレットに曲名とジャケ画像。

それにしても、このアンソロジーの売り方は汚いね。これを買う人のほとんどがDisk4のライブが目的でしょうから・・・。Disk1〜3のくだらない編集かますぐらいなら、「Yes we have no mananas」「That’s what you get babe」「Rainbow Takeaway」の後期EMI3枚を紙ジャケで出してくださいよ！ ちなみに、Disk4は最高に楽しめた。特に、”Carribean Moon”、”After the Show”のライブテイクはブートでもほとんど聴けないので貴重です。単品売りなら２ランクUPにします。

良質なサイケポップ。このアルバムの雰囲気がたまらなく好きです。Lady Rachelはケヴィンの中でも３本の指に入る名曲。

何もする気になれないけど、少しでも癒されるためにこれを聴く。敵ばかりの世の中で、ケヴィンは心の支えです。

むきだしの狂気。要所に流し込まれたノイズがダークなムードを作り出す。メイアイ？は勿論、ボーナスで入ってるバタフライダンスとジョリーマダムも名曲です。

最高の1枚です、特にタイトル曲はすごい絶品。ケヴィンとR・ワイアットの歌ハーモニー、後半のM・オールドフィールドのギターソロ等ききどころは盛りだくさん。なんときれいな曲なんだろう!自然と涙がほほをつたいます。さあみんなでアルバムを聞いて泣きましょう。

発売後、37年目にしてこんなに渋く、かっこいいアルバムが存在したのを知った。まさにおとなの歓びでしょうか、感動です。

ﾏｲｸ･ｵｰﾙﾄﾞﾌｨｰﾙﾄﾞの師匠格に当たることでｽﾎﾟｯﾄを浴びた頃の名作(迷作?）。ｱｲﾗﾝﾄﾞでﾌﾟﾛｸﾞﾚﾁｯｸな作品を期待された感じで、当人が気が乗らないままﾌﾟﾛｸﾞﾚﾃｲｽﾄを加えたような気がする。ｹﾞｽﾄとして登場のMIKEの�Cでのｷﾞﾀｰｿﾛは美しく、このｱﾙﾊﾞﾑの発売に合わせて行われたLIVEでの同曲のｿﾛとの比較も楽しい。 悪夢にうなされるかのような�Fが終わったあとの�Gの美しさに、思わず涙が出そうになりました。（そういう意味では、ﾎﾞｰﾅｽﾄﾗｯｸがすぐ始まるのは、ちょっと場違いな気もする）

遊び心溢れるﾌﾟﾛｸﾞﾚ･ﾎﾟｯﾌﾟとでも言うのでしょうか｡35年前にこんな素敵な音楽があったとは｡ﾎﾞｰﾅｽﾄﾗｯｸのｼﾄﾞ･ﾊﾞﾚｯﾄとの共演にもﾋﾞｯｸﾘ｡