どこか寂しいけれど、暖かく包んでくれる。泣きそうになってしまう。歌詞も含めて。語りかけるような歌い方で、こころに届く。いろいろな景色、シーンをみせてくれる。しかし喪失を感じさせるラストの曲が怖い。裏切られたような哀しい気持ちになる。１曲目との落差が凄まじい。

フレンチ・シンガーらしく、しっとりとソフトな歌声で気持ちがフワフワするような気持ちよさがあります。でもただそれだけでなく、今作は「マンションの101階の一室一室で起こっていることを映画仕立てに展開」とあるように、しっとりとしたナンバー以外にもポップなナンバーだったり、曲によってさまざまな表情があり聞いてるモノを虜にさせる中毒性のあるアルバムです！個人的には７曲目の「Blood On My Hands」がオススメ！

追加の曲を聞きたいがために、さらに買ってしまいました。結果…追加の名曲の表現は素晴らしいです。１曲目は、オリジナルの偽りのように全体にエコーがかかったような表現。２・３曲はアコースティックギター演奏のみでの歌唱、４曲目はカントリーテイストのアレンジです。ケレンアンのアルバム自体、最後のインストのみバルディ参加で全てケレンアンの作詞・作曲。この４曲でも伸びやかで透明感のある声は健在ですが、初期のウィスパーヴォイスとは違う力強い表現です。この４曲がプラスされた事でケレンアンが目指す今後が少し理解できた感じがします。初期と比べるのはナンセンスな事と思い、今後がますます楽しみになりました。最初に買ったCDをどうするかは各自で判断を！

バルディとケレンは素晴らしいカップル。バンジャマンとカップルだったときより、アーティストとして力強いものをかんじる。歌声ものびのびしている。最高のシンガーソングライターだと思う。

モチロン。このアルバムも、お気に入り。！。

ケレンアンは、ファーストアルバムから全て持っています。ﾊﾞﾝｼﾞｬﾊﾞﾝ･ﾋﾞｵﾚと創作してた初期のアルバムを聞くと彼の凄さが再認識させられる。Lady＆Birdを聞いた時には、彼女は一体大丈夫か？と不安に思っていたが、このアルバムを聞いて自分の世界を作りつつあるのかな？と安心した。セルフプロデュースで頑張っていると思うが､ﾊﾞﾝｼﾞｬﾊﾞﾝを越える新たな創作パートナーやプロデューサーを見つけ、彼女の叙情的な美しい魅力を引き出し更なる飛躍を期待したい。彼女の力と魅力は、まだまだこんなもんではないはず！応援してます

Lay Your Head Down ... こうYou 。Simple。なの、すきなのよ。ね 。！。。PV。も、すてき。.... すこし、Cat　Power。！。に、にてる。かも。

まっすぐで漂って残酷で、ケレン・アンが深く呼吸をしている、そんな感じがした。罪なんかじゃない、を聴いてずっと前に洋雑誌でケレンがパティ・スミスのWAVEのアルバムカヴァーを真似ていたのを思い出した。仏製スザンヌ・ヴェガというのも違うし、彼女は彼女なのだから、これからも応援してゆきたい。これ以上なにもいらない。ずっと聴いていたい。

今度はいったいどんな音世界を聴かせてくれるのか、いまからもう待ちきれないです。 楽しみです。。。大好き！

育ちの良さを感じさせる､優雅な歌声です｡甘さを引き立てる苦味のような､絶妙な陰りが好きです｡