飛び抜けた曲がある訳でも無く一癖ありますが、アルバム全体でまとまった感があり曲構成（曲の並び順）もしっかりしているせいかアルバム１枚丸々、聞き通せる魅力がある様に感じました。

ジュニア・ウェルズ(vocal ＆ blues harp)とバディ・ガイ(guitar)のコンビによる記念碑的名盤。俺たちが聴いてきた全てのブルーズ・ロックの道は、ここから始まったに違いない。サックスのように歌う乾いたブルーズ・ハープと緊張感の高いギターの絡みが、たまらん

ああ　外に出かける気になりません　こんなの聴いちゃうと このサイトのレビューに　サイコー　とか　たまに書いてありますけれども　これは　それを通り過ぎて　身体がネジれます ぜってー　バデーも　ネジれてるはず

最近までｱﾅﾛｸﾞ盤をPCに落として聴いていました。20代の頃からの愛聴盤です。CDでの入手困難なのが残念です。今回購入CDはﾄﾞｲﾂﾌﾟﾚｽでした。音が良くなることを期待していましたが、ｱﾅﾛｸﾞ盤との違いはほとんどありません。ｳﾞｧﾝｶﾞｰﾄﾞのﾍﾞｽﾄ盤のほうが比較的入手しやすいですが、Everything’s Going to Be Alrightが落とされていたりで代替ｱﾙﾊﾞﾑというわけにはいきません。個人的には、このｱﾙﾊﾞﾑとHoodoo Man Bluesが全盛期のﾍﾞｽﾄです。ｼﾝﾌﾟﾙだけど、深くて濃い、今聴いても、やっぱりいいなあ。黒人Blues入門にも最適なのではないかな。

この乾き切った圧倒的グルーヴ！ジュニアウェルズのリーダー作というよりバンドのアルバムだ。ちょっとほかには見当たらないです。凄いです。