Michi 福音館の単行本

junaida

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834084375
ISBN 10 : 483408437X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
junaida ,  
追加情報
:
46p;27

内容詳細

表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子どもがいる。好奇心と不安がないまぜになったその背中は、自分の知らない世界に向かって、小さな一歩を踏み出そうと決心している。行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、誰もみたこともないような、ふしぎな町の数々が、待ち受けている。それぞれの町には、それぞれの時間が流れている。暖かな日ざしが降りそそいでいたり、月明かりに照らされていたり、晴れていることもあれば雨が降っていることも、そう、雪だったりもする。そこには人も、そうでない生きものも、生きものじゃないものだって暮らしている。彼、彼女と一緒に道を進み、旅をするように、この文字のない本のページをめくってみてください。次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた夢のように美しい町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    誰かが呼んでいる。出発しよう。たった一本の小さな道なのにどこまでも続いている。行ったり来たりして、階段を駆け上がったり駆け下りたりして、山の上にも海の下にも、星の外までも道は終わらない。不思議だね、何度もすれ違う人もいれば、こんなに長く歩いてきても初めて挨拶する人もいる。ここにはどれだけの出会いがあるのだろう。頁を捲るたびに道が繋がるように、皆が手と手を取り合えればいいのに。何処へ向かっているのかな。いつかその目的を知るときが来るのかな。歩いてみなければ誰にもわからないさ。junaidaさんのアート絵本。

  • 馨 さん

    タイトルの意味が始めわからなかったけど、1ページ開いてすぐ理解しました。絵がキレイ。色んな道があって楽しい。文章無くても色んなことが想像できます。ラピュタっぽい道の絵が好きです。

  • 美紀ちゃん さん

    前から読んでも後ろから読んでも楽しい。 何度でもページをめくりたくなる素敵な絵✨ 文字は無いけどストーリーがある。 この世界を歩いている気持ちになる。 どの国に行こうかなって、ワクワクする。

  • けんとまん1007 さん

    どこから、どっちへ読み進めてもいい。安野光雅さんの絵本を思い出した。それにしても、綺麗だよなあ〜。それと、ウォーリーを探せも思い出した。観ていて飽きることがなく、観るたびに発見がありそうだ。

  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    わぁ。これも 夢のある素敵なご本 ✩⡱ お伽の国の旅の絵本を読みました。junaidaさんの紡ぐ世界は、私達の暮らす日常のすぐ隣にありそうな 親しみのある御伽の国。そーっと扉を開けば 夢がぐんぐん広がります。■大人も子供も楽しいご本♪ 絵探しをしたり、迷路遊びをしたり、物語を作ったり。色んな楽しみ方が出来ますね。■一人と一匹で旅に出たあの子が出会うのは誰でしょう? ちいさい人とお喋りしながら読みたいなぁ♡ (2018年)(→続

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