ジョニ・ミッチェル アルバム・ガイド&アーカイヴス

Joni Mitchell (ジョニ・ミッチェル)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784401650040
ISBN 10 : 4401650042
フォーマット
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
185p;21

内容詳細

ジョニ・ミッチェルの50余年に及ぶ音楽活動を徹底検証!!

本人監修のもと、キャリア初のレア音源コレクション『アーカイヴス Vol.1』が登場。
今再び注目が集まるジョニ・ミッチェル。本書は全アルバムの解説はもちろん、詳細なヒストリーとテーマ別の論考、そして来日時の対面取材を含む貴重な発掘インタビューを一挙掲載。

半世紀以上に及ぶ、多岐にわたる音楽活動を見渡す1冊です。

【CONTENTS】
バイオグラフィ:1943年から現在までの足跡
ジョニ・ミッチェル・アーカイヴス、第一弾の全容
ジョニを育んだヨーグヴィルのフォーク・シーン
傑出したSSWたちを送り出したカナダの風土と文化的背景

アルバム・レヴュー(全スタジオ作&ライヴ・アルバム)
ジョニが多用した変則チューニング
カウンター・カルチャーの中心地、ローレル・キャニオン
フォーク・ソング×ジャズの交流とジョニの試み
ジョニの作品に貢献したジャズ/フュージョン界の精鋭たち

関係者証言:鈴木道子が語る素顔のジョニ・ミッチェル
インタヴュー:1982(鈴木道子)
ライヴ・レポート&インタヴュー:1983(湯川れい子)
アトリエ訪問記:1988(鈴木道子)
ライヴ・レポート:1994(鈴木道子)
インタヴュー:1996(モリッシーとの対話)

ジョニ・ミッチェルの編集盤
アルバム未収録のレア音源
客演したスタジオ録音盤/ライヴ盤
映像作品/ソフト
ハービー・ハンコック「River : The Joni Letters」
トリビュート・アルバム「A Tribute To Joni Mitchell」
ジョニがプリンスに与えた影響
ディスク選:ジョニの遺伝子を受け継ぐアーティストたち
ラリー・クラインの横顔/主なプロデュース作
“ジョニになれなかった”同時代の女性たち
75年記念イベントの記録、「Joni 75 : A Birthday Celebration」
インタヴュー:ブライアン・ブレイド(天辰保文)
ジョニ究極の名曲20選
CD『Artist’s Choice』から探るジョニの影響源

ユーザーレビュー

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ジョニ・ミッチェルに関する日本語翻訳本で...

投稿日:2021/04/08 (木)

ジョニ・ミッチェルに関する日本語翻訳本では、「ジョニ・ミッチェルという生き方」(ミッシェル・マーサー/著)があり、生れた育ったカナダの時代からの半生が本人からの聞き取りを基に当時の写真と共に克明に「生き方」が語られていました。これは小説であるかのようなドラマで何度か読み返しました。それから10数年後、Archives Vol.1の発売を機会にアルバムレビューが中心となった五十嵐正さん監修のこの本が発売されました。 初期の「Both Sides, Now」のような曲に魅せられ全てのアルバムを聞き続けてきましたが、改めて振り返るとレコード業界や政治、自然環境の時代背景、人生の転機、実の娘との再会などを機に様々に転変するジョニ・ミッチェルが走馬燈の様に蘇って来ます。よくぞこの機会にこの本を出してくださいました。185ページの本でそれほど厚くはありませんが、アルバムの曲を思い出しながら読み切るのに1週間掛かりました。それ程内容の濃い本です。昨年発売された「CSNY」(ピーター・ドゲット/著)と合わせて読むと彼らとの関りが並列した線路の様に読めて面白いと思います。 何故かこの発売のタイミングに「ロックング・オン」の最新号までが特集が組まれましたが、その内容の濃さと取材力、説得力はこの本にはかないません。

yukidaruma さん | 新潟県 | 不明

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ロックの曲やアルバムを聴く場合、それらが...

投稿日:2021/03/14 (日)

ロックの曲やアルバムを聴く場合、それらが作られた時の背景や状況を知って聴くほうが感慨が深くなる。ジョニの作品をたくさん聴いてきたが、CDに付いているライナーノーツや雑誌の記事を参考にするくらいでジョニに関する書籍を読んだことがなく、そういうのがあればいいなと思っていた矢先に本書が発売され迷わず購入しました。ジョニの自著かと思っていましたがそうではありませんでした。ただし本人監修であり、情報の確度は高いです。 各アルバムについて最低1ページをさいた解説があり曲についても触れられており、ジョニの作品について情報を得るには十分。他のアーチストとの共演、参加リストもあり今まで知らなかった人脈も知ることができる。 ジョニには男性遍歴があることは本書を読む前から知ってはいたが本書でさらに知ることになる。ロック界ではよくある話なのだろうが、そういう女性の妖しさは私はあまり知りたくなく、それがジョニに対する印象をやや悪くしている。まあこれは偏見なのでしょう。 音楽面でもちゃんとしっかりしたことが書かれており、ジョニの解説本としては十分満足のいくものです。

30ラロッカ さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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Joni Mitchell

もし彼女の音楽を聴かないで、60年代から活躍するフォークのおばさん、的なイメージを何となく抱いている人がいたら、その認識を改めてあげたい。実際にジョニ・ミッチェルの歌と音を聴いてしまうと、単に最近登場したミュージシャンというだけで新しい感じがする人達の数倍も、新鮮で瑞々しく、サウンドへの拘りが強い人だということがわかるだろう。

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