Buenos Aires Blues

長年デューク･エリントン楽団の番頭として大活躍したジョニー･ホッジスが、1962年から63年にかけて、エリントンの元を離れて、Verveに残した2枚のレア盤をカップリングした徳用盤です。最初の9曲は当時未発表で後年陽の目をみた｢Previously Unreleased｣(Verve V6-8834)から。ピアノのラロ･シフリンを筆頭に、バリー･ガルブレイス、ジョージ･デュビビエ、デイブ･ベイリーという名手が参加したコンボ･セッションです。(10)から(21)は1962年8月録音の｢The Eleventh Hour｣(Verve V6-8492)から。こちらはオリバー･ネルソンの編曲･指揮によるオーケストラをバックに、ホッジスが瑞々しい音色で朗々としたブローを聴かせます。参加メンバーにはレイ･ナンス、デュビビエ、オシー･ジョンソンといったベテランの名前もあります。全21曲、67分収録。(jazzyell737号より）

Johnny Hodges(as),Lalo Schifrin(p),Barry Galbraith(g),George Duvivier(b),Dave Bailey(ds),Ray Nance(vln),Bernie Leighton(p,org),Osie Johnson(ds),Oliver Nelson(arr)

Recorded in New York,May 26,1963 / Recorded in New York,August 6&15,1962