John Lee Hooker | プロフィール | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!
初期のレコーディングでは様々な変名を使い、大小レーベル問わず吹き込んでいたジョン・リーだが、その本道ともいえる作品は、正式に契約を交わしていたモダン・レーベルへの吹き込みで堪能できる。名盤の誉れ高いGreat John Lee Hookerには一曲を除いて全ての曲が、モダンから正式にシングルとしてリリースされた楽曲ばかりが収録されている(残念ながら現在は廃盤)。その作品収録のデビュー曲(’48年発表)、 "Boogie Chillen"は正確な数字は不確かなものの、100万枚以上の大ヒットとなったと言われている。題名にあるようにジョン・リーの個性的なスタイルでのブギがここで聴ける。そしてこれも同CD収録の"Sally Mae"ではスローな展開を聴かせており、先の曲と合わせて、これら2曲は初期ジョン・リー・フッカーの個性的なスタイルを特徴づける二本柱的なサンプルとも言える。
’50年前後の脂の乗りきっていた時期、モダン・レーベル以外での変名を用いた作品群の中でも際立った演奏を聴かせるのが、キングへの吹き込みだ(これもPヴァインからリリースされているブルースの巨人Nジョン・リー・フッカーで聴くことができる)。また興味深いものとしては、初録音とされていた"Boogie Chillen" (’48年11月)以前の録音とダンスランド・レーベルでの”リトル・ポーク・チョップ”名義のジョン・リーのサウンドが聞けるレア音源編集盤Boogie AwileというCDも出ており、これは’90年のリリース時、かなりの話題を集めた。初期のプロデューサー、バーナード・ベスマンのもとで録音された音源を中心とした2枚組CD Aloneも人気だ。収録楽曲の一部はベスマンのレーベル、センセイションからSPとして発表されたことのあるものだが、その多くは未発表でLP時代にAlone、Goin’ Down Highway 51というタイトルの作品で陽の目を見たもの。特にLP版Aloneは定評のあった一枚で、内容の充実度はバッチリ。’48年後半〜’51年4月までの録音と、スペシャリティが直接契約して録られた’54年5月、10月の録音が、ここで聴ける。ここでも彼のスタイルで特徴的なスロー、そしてブギという2本の柱と、弾き語りの深〜い世界が広がる。’50〜’51/’52年頃のゴーサムへの吹き込んだ録音は、Detroit Stuffで聴くことが出来る。またそれらと前後して’51〜’54年頃チェスに吹き込んだ作品House Of The Bluesもある。
その後’55〜’64まで契約したVJでの録音はJohn Lee Hooker On VJ 1955-1958やI’m John Lee Hooker With The Big Soulで聴ける。ジョン・リー・フッカー、ジミー・リードなどがバックを務めたこの時期のサウンドは、R&B調の楽曲などが印象的で、R&Bチャートに入った"I Love You Honey"や、名曲"Baby Lee" 、 "Dimples"などは人気が高い。