CD 輸入盤

Eight Classic Albums Vol 2

John Coltrane (ジョン・コルトレーン)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RGJCD287
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ジョン・コルトレーンの8作品、『Cats』, 『Africa/Brass』, 『Bags And Trane』, 『Giant Steps』, 『Coltrane Jazz』, 『Mating Call』, 『Cattin' with Coltrane And Quinichette』, 『My Favorite Things』を4CDに収録したお買い得盤。

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Minor Mishap
  • 02. How Long Has This Been Going On
  • 03. Eclypso
  • 04. Solacium
  • 05. Tommy's Time
  • 06. Africa
  • 07. Greensleeves
  • 08. Blues Minor

ディスク   2

  • 01. Bags & Trane
  • 02. Three Little Words
  • 03. The Night We Called It A Day
  • 04. Be-Bop
  • 05. The Late Late Blues
  • 06. Giant Steps
  • 07. Cousin Mary
  • 08. Countdown
  • 09. Spiral
  • 10. Syeeda's Song Flute
  • 11. Naima
  • 12. Mr. P.C.

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ユーザーレビュー

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John Coltrane(ジョン・コルトレイン/192...

投稿日:2017/11/13 (月)

John Coltrane(ジョン・コルトレイン/1926-1967) は、米国のジャズサックス奏者で作曲家。 肝臓癌で40歳の若さで亡くなったことと、無名な時代が長くあって、 初のソロアルバムを出したのが1957年だった、 ということもあり、第一線で活躍したのは10年ほどの期間だったけど、 バンドリーダーとしてもサイドマンとしても、 多くの録音を残し、常にジャズ道を追求して新しい演奏法の開拓を試み、 多くの当時や後世のミュージシャン達に多大な影響を及ぼした、 20世紀の偉大なレジェンドミュージシャンの一人、 と言われている人だけど…これまでの自分には、名前は漠然と、 聴いたことはあるけれど、CDを買ってじっくりと聴くとかっていう縁はなく…。 でも、今回、全く別ジャンルだけど、 カルロス・サンタナ夫妻がアイズリー・ブラザーズの2人とコラボした新譜 「Power of Peace」 を買って聴く縁があり、その際に、 その新譜アルバムはカルロス・サンタナの「Bucket list」プロジェクト の第一弾だとかで…その、 カルロス・サンタナの「Bucket list」=死ぬまでにやっておきたい音楽活動… の中には、 ジョン・コルトレインの楽曲だけでサンタナのアルバムを創る …という夢企画がある、とインタビューで言及しているのを聴いて、 それがいつ実現するのか分からないけど、 何時か出るそのアルバムを楽しむ為にも、この機会に、 ジョン・コルトレインのCDを何か買って聴いてみようかな… と思って探してみると、 この、ジョン・コルトレインの8つの名盤アルバムをCD4枚組に収めた、 という商品が目に入って、 かつ、偶々、900円以下の超特売価格で入手出来るタイミングだったので、 じゃ買おう…って感じで注文し、 届いたので、CD4枚組、全43曲計5時間を実際に聴いてみて… 自分は、「米国のジャズサックス奏者で作曲家」という観点からは、 BirdことCharlie Parker(チャーリー・パーカー/1920-1955) のCDを昔買って、聴いたことがあったけど… ってことで、改めて振り返ってみると、 チャーリー・パーカーも34歳で亡くなっていて若くして死んでいるんだな、 ってことと、 今回入手したこのジョン・コルトレインの8つの名盤アルバムは、 録音時期が1956〜1961年ってことで、 その、ジョン・コルトレインがプロとして活動し始めた1945年頃、 という時期は、 チャーリー・パーカーがジャズサックス奏者として華々しく大活躍していて、 コレから絶頂期を迎える、みたいな時期で、 ジョン・コルトレインは当然、 何かしらの影響をチャーリー・パーカーの演奏からも受けているだろうけど、 結果的には、 それまで大活躍していたチャーリー・パーカーが亡くなってから、 コルトレインと同い年だけど、 チャーリー・パーカーのバンドのトランペッターとして既に1940年代半ばから 第一線で活躍していたMiles Davis(マイルズ・デイヴィス/1926-1991) から声をかけられ… っていう部分から日の目を見だして、第一線で活躍するようになる… そういう時代の移り変わりっていうか、 運命の巡り合せ、みたいな部分にも色々と、へぇ、と思ったり。 今回のこのCD4枚組の中には、 マイルズ・デイヴィスと一緒にやっているアルバムは含まれていないけれど、 またいつか、縁があれば、 そういうのも聴いてみたいかな…と、思ったり… そんなふうに、誰かの音楽作品を聴いたことがキッカケで、 また別の誰かの作品に興味が湧いてきて、って形で耳にする音楽の世界が、 広がり、かつ繋がっていく…のも音楽を聴く楽しみや喜びの1つだな、 と改めて実感したり…。 そんなふうに思いながら繰り返し聴いていて…の中での、 個別の曲で印象に残ったモノに関して、幾つか雑貨を徒然に列記すると… 「Cattin With Coltrane And Quinichette」の2曲目の「Sunday」 は、ふと… 手許にあるバディ・リッチの「The Wailing Buddy Rich」の2曲目にも 「Sunday」ってタイトルの曲があるな、と気付いて、 聴き比べてみたら、曲のアレンジや長さやテンポは違うけれど、 同じ主旋律的フレーズが聴こえるメロディで、 元は同じ曲なんだな…と、 で、少し確認してみたら、元々は、1926年に創られた曲で、 以降、多くのアーティスト達に録音されジャズスタンダードになった曲 ってことらしくて、へぇ、と思ったり。 「The Cats」の3曲目の「Eclypso」 は、今となってはコレはコレでジャズの有名曲なのかも知れないけど、 聴いていると、その曲中に、 …曲の序盤や終盤で、この曲自体のメインの旋律が奏でられてるの以外の部分で… コレよりも時代的に先行する有名曲…1938年に創られて Louis Armstrongのが有名なジャズスタンダード曲「Jeepers, Creepers」 を連想させるフレーズが…サックスじゃなくてピアノ部分でだけど… 一瞬組み込まれているな…という部分も印象に残ったり。 で、少し確認すると、 コレのピアノ担当のTommy Flanagan(トミィ・フラナガン/1930-2001) という人も有名な人らしい、 と分かってまた別の興味が湧いてきたり…。 「Bags & Trane」の最後の曲…5曲目の「The Late Late Blues」 の冒頭部分や終盤部分での主旋律っていうか、特徴的なメロディは、 そういえば聴き覚えがあるかも、 と一番最初に聴いた第一印象では、ちょっとそう思ったり… 何処かで何かで耳にしたことが、あったのかもな… または、 そこの代表的なフレーズだけ、抜粋されて、別の曲で引用されてるとか、 CMとかで使われてるとか… ともかく、何かで聴いたことがあるのかも… と、そんなことも、ちょっと思ったりで、印象に残った…ただ、この曲は、 アルバムの共同名義者であるヴィブラフォン奏者の …目の下のたるみ部分から「Bags」というニックネームで呼ばれていたらしい… Milt Jackson(ミルト・ジャクソン/1923-1999)が作曲した曲で、 その代表的なフレーズの部分も、 ベイスとヴィブラフォンが奏でてるだけで、 コルトレインのサックスは、それとは違う曲中盤に、活躍部分がある、 っていう感じで…勿論、そこはそこで聴き所になっていて、 カッコいいなって感じだったけれど。 「Greensleeves」は、伝統的なイングランド民謡で、 少なくとも16世紀末頃には既にあった、 それよりももっと前から口頭伝承で受け継がれていた曲で… ソレをジャズとして昇華させたのが 「Africa/Brass」の2曲目の「Greensleeves」 …編曲は、ピアノの人がやってるっぽいので、サックス抜きで、 ピアノとベイス音をメインにじっくり聴かせる部分もありつつ、勿論、 バンドの主役のサックスがこの伝統民謡曲の特徴的フレーズを、 自由に吹き鳴らしているところが曲構成全体の中での一番のメイン部分、 っていうか、序盤サックスメインで、徐々にピアノが入ってきて、 中盤以降サックスは少し休みでピアノメインでの曲進行、 で、終盤にまたサックスが加わって、という… まぁ、まったりと、いい感じの、 酒でも飲みながらゆったり寛ぎたい時にはこういうのが合うのかな、 みたいな10分弱の曲。 …今回、このCD4枚組、全43曲計5時間、 を聴くのに合わせて、 自分の手許にある、コルトレインよりも時代的に先行するミュージシャン達、 チャーリー・パーカーや、 もっと前のベニー・グッドマンやデューク・エリントンの楽曲や、 それ以外でも、 バディ・リッチやビリー・ホリデイの曲なんかも平行して聴いてみたり… そうすると、結局、ありきたりだけど、 ジャズ音楽の世界は、広大で深遠で奥深いんだな、と実感したり… で、この作品はこの作品で、 今後も、折に触れて繰り返し繰り返し聴いて楽しめそうだけど… 今度は、 Miles Davis(マイルズ・デイヴィス/1926-1991)の、 1964年に録音された 「’Four’ & More: Recorded Live in Concert」 というライブ盤アルバムに収録されてる演奏が凄いと紹介されているのを、 先日、耳にしたので、今度はソレを入手して聴いてみようかな、 と次の新たな興味が湧いてきたりして… また、どんどん新しい音楽に触れて、見えてくる音楽の世界が更に広がっていく… 今回のジョン・コルトレインのこのCD4枚組、全43曲計5時間、は、 音楽を聴く上でのそういう喜びも十二分に与えてくれた、 …ってことで、価格や収録曲の量の観点まで含めれば、もう、個人的には、 買った甲斐があったな、 と大満足です。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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John Coltrane

 1926年9月23日に生まれたジョン・コルトレーンは、1950年代初頭Dizzy Gillespieのバンドから本格的なジャズ活動を開始、1955年、心機一転を狙ったMiles Davis Quintetに入団、初めのころの非難轟々の時期を乗り切って、1956年の「マラソン・セッション」のころには個性を確立しつつあった。 この歴史に残る4枚の作品に参加しえたことが、ジャズファンにとってはコルトレ

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