まず、シンガーとして天才的。なんでこの人こんなに歌うまいの？　すごいとしか言いようが無い。

俺はティムなんて知らん。でもジェフを知っている。奇跡であり必然でもある。

息を飲む真摯なＭＣや演奏をする傍ら、くだけたＭＣや演奏をすることが出来るのはジェフがやっぱり相当の実力者だからだと思います。このアルバムを聴いてると、とても死んでしまった人のようには思えないくらい身近な存在に感じます。

この作品を初めて聴いた時の感想は、神秘的で美しいとしか言いようのない「GRACE」に比べると、あまりにも生々しく陰鬱さが漂う雰囲気にまず驚いた。ジェフが生前、２ndアルバムとしてほぼ完成していたというこの作品を何故お蔵入りにしたのかは解らないけど、ジェフの音楽の幅が広いのは明らかで、その才能にただ圧倒され、少し怖くもなった。今はただジェフが生きていたなら...と考えるばかり。本当に惜しい人を失ってしまったなぁ。いろんな意味で、こんなに凄い存在感のある人はこの先出逢えない気がする。

↓の人たちの評価が全てです。９０年代最高の一枚であることは間違いないです。

もっと早く彼の音楽に出会いたかった…

ジェフこそが90年代最高の才能やったと改めて思った。凄い人やわ、やっぱ。

10年前の来日ﾗｲﾌﾞで観た彼は､とても小さくてﾋﾞｯｸﾘしてしまいました｡でも歌は本当に素晴らしく､ﾗｲﾌﾞﾊｳｽの低い天井を突き抜けて､何処までも高みに上がっていくようでした｡鳥肌が立って涙がこぼれました｡あんな経験もうないかもしれません｡残念でなりません｡

ﾀｲﾄﾙ･ﾄﾗｯｸのﾍﾞｰｽはMORPHINEみたいにうねってｸｰﾙ！彼のﾌｪｲｳﾞｧﾘｯﾄだったTHE JESUS LIZARDに通じる緊迫感溢れる演奏はただただ圧巻の一言。

僕の人生３０年、最高のアルバム。美しい音楽とは何か？このアルバムが教えてくれます。