LPレコード 輸入盤

Sex Dope & Cheap Thrills 50周年記念エディション (2枚組アナログレコード)

Janis Joplin / Big Brother And The Holding Company

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19075863531
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

ジャニス・ジョプリンが在籍したビッグ・ブラザー・アンド・ホールティング・カンパニーによる1968年の傑作『チープ・スリル』50周年記念エディション

ジャニス・ジョプリンの名を世界に知らしめたビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのアルバム『チープ・スリル』が生まれたセッションだ。また1968年4月12日ウィンターランド・ボールルームで録音された「ボールとチェーン」の未発表ライヴ音源も収録されている。また今回の再発にあたり、ジェファーソン・エアプレインのグレイス・スリック及びビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのドラマーのデヴィッド・ゲッツによるライナーノートも収められる。その中でグレイス・スリックは「あの歌声を聞いた瞬間、なんて凄い、止め処なく溢れるままのあらゆる感情の爆発…と思った。ジャニスはエプロン姿が女性の象徴だった50年代からノーブラに象徴される女性解放の60年代へと難なく適応した。私たちはみんな新しく得た自由を思い切り謳歌したし、音楽にも反映されたわ。このアルバムの世界的成功のお陰で、それまでサンフランシスコのベイエリアだけで起きていた現象を世界中の人々が聞くことが可能になった。そして今、新しい世代がこの『チープ・スリル』体験を楽しむことができる」と綴っている。 このリリースの発表の前、ジャニス・ジョプリンの『グレイテスト・ヒッツ』は2018年7月31日にアメリカレコード協会より800万枚を売り上げたプラチナディスクに認定された。ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのオリジナル盤『チープ・スリル』はアメリカレコード協会から200万枚の売上を超えプラチナディスクに認定されている。1968年8月12日に発売された『チープ・スリル』は即座に大ヒットとなり、チャート1位を記録する。1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでの評判もあり、ジャニス・ジョプリンはロック初のサイケデリック・ソウル・シンガーという地位を確固たるものとし、今もなお後世に影響を与え続ける、ロックミュージックのアイコンとなった。『チープ・スリル(50周年記念エディション)』はそんな1968年のスタジオ・セッションに立ち返り、ジャニス・ジョプリンという天才と、そんな彼女がビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーのメンバーたちと共有した途轍もない歴史的瞬間に新しい光を当てている。
リード・ヴォーカルのジャニス・ジョプリン、ギターのサム・アンドリューとジェイムス・ガーリー、ベースのピーター・アルビン、ドラムのデヴィッド・ゲッツの5人編成のサイケデリック・バンドは本作ができるまで数年もの下積み時代を重ねていた。ジャニスを迎えてから1年が経過した1967年に彼らはセルフ・タイトルのアルバムをリリースし、地元サンフランシスコと周辺地域で熱心なファンを獲得していった。
1967年のモンタレー・ポップ・フェスティバルでの演奏によりビッグ・ブラザーはその名を全国に轟かせる。ジャニスのとどまることを知らない全力の歌声に観客は総立ちとなった。その場にいたCBSレコード社長のクライヴ・デイヴィスはビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーをColumbiaレコードとの契約にこぎつける。ジョン・サイモンをプロデューサーに迎えた『チープ・スリル』はバンドのむき出しの才能と最前線の演奏力をそのまま抽出し、「愛する人が欲しい」「ふたりだけで」といった魅力溢れるオリジナル曲の他に、ジョージとアイラ・ガーシュウィンの「サマ−タイム」、ビッグ・ママ・ソーントンの「ボールとチェーン」、そしてジェリー・ラゴヴォイとバート・バーンズによるソウル・バラードの名曲「心のかけら」といったジャズやブルースの人気曲のカヴァーが収録された。「心のかけら」はジャニスの代表曲となり、彼女の存命中チャート最上位を記録したシングルとなった。『チープ・スリル』は1968年10月から12月にかけて、2度に渡り累計8週間ビルボード200アルバム・チャートの1位に輝いた。「『チープ・スリル』は時代を超えて生き残る作品となったようだ」とデヴィッド・ゲッツはライナーノーツに綴っている。「それはこれがジャニス・ジョプリンという偉大なアーティストの最高傑作と言えるからなのかもしれない。間違いなくブラザー・アンド・ザ・ホールティング・カンパニーというバンドを最も忠実に表した作品であることは確かだ。さらに、ビッグ・ブラザー/ジャニスは1960年代のサンフランシスコ、サイケデリック、カウンター・カルチャーを体現したバンドであり、サウンドであったと付け加えておこう。そして、例えるとするなら、また50年という歳月によって生まれた見解から言わせて貰うなら、『チープ・スリル』は私にとって1968年という年のタイム・カプセルである。あの年はビッグ・ブラザー、ジャニス、そして1960年代のアシッドにどっぷり浸かって燃え尽きたカウンター・カルチャー世代が転機を迎えた瞬間だったのかもしれない」
(メーカー・インフォメーションより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Combination of The Two (Take 3)
  • 02. I Need a Man to Love (Take 3)
  • 03. Summertime (Take 2)
  • 04. Piece of My Heart (Take 6)
  • 05. Harry (Take 10)
  • 06. Turtle Blues (Take 4)
  • 07. Oh, Sweet Mary
  • 08. Ball and Chain

ディスク   2

  • 01. Roadblock
  • 02. Magic of Love (Take 1)
  • 03. Oh Sweet Mary
  • 04. Flower In the Sun (Take 3)
  • 05. Catch Me Daddy (Take 1)
  • 06. Turtle Blues (Take 9)
  • 07. How Many Times Blues Jam
  • 08. Farewell Song (Take 5)

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