農夫ジャイルズの冒険 トールキン小品集

J R R トールキン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566021105
ISBN 10 : 4566021106
フォーマット
出版社
発行年月
2002年03月
日本
追加情報
:
20cm,340p

内容詳細

「指輪物語」の作者が贈るファンタスティックな物語。巨人を倒した農夫ジャイルズは、武勇をかわれて竜退治に行くことになり…。粋で軽快な表題作をはじめとした、珠玉の短編4編を収録。

【著者紹介】
J R R トールキン : 1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテンに生まれ、3歳のとき、イギリスのバーミンガムに移り住む。その年、南アフリカにとどまった父を亡くし、母も12歳のときに失う。苦学して、オックスフォード大学のエクセター・カレッジを卒業。第一次世界大戦に従軍後、リーズ大学教授を経て、1925年からオックスフォード大学教授。中世の英語学と文学を中心に講じた。代表作となった『指輪物語』3部作は、20世紀最高のファンタジーとされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 帽子を編みます さん

    読んだのは旧版『トールキン小品集』です。装丁に違いがありますが内容は同じもののようです。農夫ジャイルズの冒険、ほら話でしょうか。なんてことのない農夫ジャイルズがトントン拍子に出世します。トールキンの教養や知識が随所にあふれて、犬や馬など訳者あとがきで気付きました。中世風の挿絵が面白くて好きです。『トム・ボンバディルの冒険』詩集ですが、おもいがけず猫が出てきました。訳者あとがきが詳しくてトールキンへの興味関心をかきたてるものとなっています。当時より多くの作品が翻訳されました、どっぷりつかりたくなります。

  • ワッピー さん

    再読。中世英雄叙事詩の秀逸なパロディ「農夫ジャイルズの冒険」、妖精郷とのきずな「星をのんだ かじや」、画家の遺作「二グルの木の葉」、詩集「トム・ボンバディルの冒険」を収録。ジャイルズと黄金竜の駆け引きにニヤニヤし、かじやの見る静謐な世界や煩雑な生活の中で必死に画業に取り組む二グルの姿に、忘れていた何かを思い出し、しばし現実を忘れました。詩集には、ホビット庄で良く歌われていたものを収録したという想定で、いくつかは指輪物語に引用され、ホビットたちの想像や伝承が物語全体を深める効果を持っているように思います。

  • おにく さん

    ファンタジーの傑作"指輪物語"や"シルマリリオン"を執筆したトールキンの短編集で、子どもには楽しく、大人には、物語に込められた寓話的な部分に考えさせられます。妖精の不思議な力を手にいれ、祝福された人生を送る"星をのんだかじや"で、人生を振り返った鍛冶屋の男が、意外な選択をするのが、心が澱んだ私はいまいち理解できないでいます。もちろんお気に入りの話ですけど。この本には、自然には人間が侵していけない領域があると畏怖を感じさせ、子どもには、現実世界をやんわりと教えるクッションの役割を果たしてると感じました。

  • Shinya さん

    指輪物語にハマった小学生時代に伯母に買ってもらった本を再読。 子供向けの作品集ではあるけど、「星をのんだかじや」「ニグルの木の葉」は今読んでもじんとくるものがあった。

  • ぱせり さん

    二次世界といわれるファンタジーの国とこちらの世界を自由に行き来する道案内について楽しい旅をしてきた気分だ。最後に、こちらの世界に送り届けてもらった気がする。二作目『星をのんだかじや』の美しさが心に残った。

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J R R トールキン

1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテンに生まれ、3歳のとき、イギリスに移住。オックスフォード大学卒業。第一次世界大戦に従軍後、1925年からオックスフォード大学教授。中世の英語学と文学を中心に講じた。『指輪物語』は、20世紀最高のファンタジーとされる

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