このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年 新潮モダン・クラシックス

J・D・サリンジャー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105910068
ISBN 10 : 410591006X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
256p;20

内容詳細

長兄シーモアが7歳のときに書き残していた手紙には――。グラース家最後の物語、ホールデンの登場作などを含む9編の新訳。

【著者紹介】
J D サリンジャー : 1919年1月1日ニューヨーク市生れ。’40年に短篇「若者たち」でデビュー。’42年陸軍に入隊し、’44年ノルマンディー上陸作戦に参加した。戦争を挟んで多くの短篇小説を執筆する。’51年に長篇小説『キャッチャー・イン・ザ・ラン』を刊行、現在までに全世界で6500万部を超える大ベストセラーとなった。’53年の『ナイン・ストーリーズ』刊行の後、ニューハンプシャー州コーニッシュに隠遁。’65年6月、「ハプワース16、1924年」を発表以後、沈黙を続けた。2010年1月27日没

金原瑞人 : 1954(昭和29)年岡山県生れ。翻訳家、英文学者。法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    短編8つ『マディソン...』と『ぼくはちょっと...』ホールデン君、色々とキツかったんだね。『最後の休暇の最後の日』ホールデンの兄とその友人ベイブと妹。妹とは、兄弟とは、なんて愛おしいんだ。この中で一番好き『フランスにて』ベイブの戦争 『このサンドイッチ...』ホールデンの兄の戦争 『他人』ベイブが友人の戦士報告をする 『若者たち』年頃の女の子とパーティ 『ロイス...デビュー』とにかく切ない。増える贅沢品と切り裂かれる心 中編『ハプワース』サリンジャーはこれにて断筆した。その45年後に亡くなるまで。

  • ゆのん さん

    高校生の頃に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読み、殆ど理解出来なかった以来のサリンジャー。かなりの大人になったし、どれどれと安易に手にしたが面白かった。ただ、『フラニーとズーイ』や『ナイン・ストーリーズ』を恥ずかしながら未読な為、それらを読了後にもう一度読みたいと思った。苦手だったサリンジャーも克服出来そうで結果良かった。『ハプワース』は7歳の子供の手紙とは思えない内容。自殺するのも何となく頷けるような…。50

  • みねね さん

    サリンジャーは全て書き切ってしまった。それが率直な読了直後の感想だった。ハプワース16を読んで、もう作品を発表しなくなったのも頷ける気がした。そして酷評なのも頷ける。金原訳をもってしても難解だし、そもそもシーモアじゃなくてサリンジャーの語りが多い。これまでの神秘性は兄弟が言っていたからで、それを直接シーモアの言葉にしてしまうと、大事な何かが損なわれてしまう。しかし、同時に遺作に相応しい傑作とも感じる。グラース・サーガの来るべき終着点だ。「サリンジャーの最期」に、僕はどう向き合えばいいんだろうか。

  • ポルコ さん

    ライ麦、あるいはキャッチャー以前に書かれた初期短編は、すべて初々しくて、とても切なく愛すべき作品。サリンジャーの最後の小説、ハプワースは、シーモアが自ら語ったシーモアの謎がやっと解けた気がするファンタジー小説。7才で、あれだけの(未来予知まで出来ちゃう)天才少年ならば、31才で自殺しちゃうのも無理はない。残りの未訳のサリンジャー短編もいつの日か読みたいもんです。

  • けいぴ さん

    サリンジャーの名前と本のタイトルで借りてみたものの 思っていたのとは違った。戦争が人々の命を奪ったり残された家族が悲しみに暮れたり。読んでいて辛くなった。「ハプワース」の方は読まなかった。

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