CD

5 Klavierstucke 5つのピアノ作品集

Irmin Schmidt (イルミン・シュミット)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TRCP236
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

イルミン・シュミット曰く「この楽曲たちは自然な瞑想状態というか、演奏したのは一度だけでそれを同時に録音していったんだ。エディットや修正も一切しなかった。全ては、シューベルト、ジョン・ケージ、雅楽やCAN などが秘めたエモーショナルな記憶から形成された楽曲たちだね」

『5 つのピアノ作品集』はガレス・ジョーンズのプロデュースにより、南フランスにあるイルミン・シュミット所有のグランドピアノ2台を使って録音された。一つはジョン・ケージ直伝のプリペアドのプレイエルのピアノを使い、もう一つのピアノは製造から100 年を数えるスタンウェイのピアノであったが、それはプリペアドを施されていないものであった。何曲かはプリペアドのピアノ一本で一度きり演奏したものを録音したもので、その他は2台のピアノを使ったものであった。アンビエントなサウンドは、イルミン・シュミットのスタジオの周囲の音をその場で録音したもので、この他には
一切楽器や電子的な機材は使用されていない。

作曲家として、そしてCAN のメンバーの一人として、イルミン・シュミットが作曲してきた作品は100 を超える。CAN 以外で1ダースを超えるソロ作品や、「ゴーメンガースト」なるマーヴィン・ピークの小説をもとにしたオペラ作品を書き上げた。2015 年には彼の芸術や文化への貢献からフランスにおける最高の栄誉である芸術文化勲章を授与され、2018 年には「CAN- All Gates Open」が出版されたが、それは2つのパートによって構成されており、最初のセクションはロブ・ヤングによって書かれたCANのバイオグラフィー、2つめのセクションはイルミン・シュミットによるインタビュー
や日記を編集しコラージュしたものでまとめられている。

イルミン・シュミットによるこの作品は、この秋に行われるブラウンシュヴァイク国際映画フェスティヴァルの大きな部分を占める。またそこでは彼が作った映画音楽作品の回顧展などのイベントも行われる。またグレゴール・シュレンバッハとコラボして書いたオーケストラ用の2つの新作も披露される予定だ。一つは「CAN Dialog」なる2017 年のバービカンで披露されたCAN をモチーフにした作品、それと「Filmmusiken」というイルミン・シュミットのサウンドトラック数作品のオーケストレーションである。彼は11 月に行われるこの映画フェスティヴァルで、ブラウンシュヴァイク州立交響楽団を指揮して「Filmmusiken」の初披露を行う予定だ。そして、ロンドン以外の地では初めて「CAN Dialog」が披露されることとなる。

今年の終盤にはベルリンのフォルクスビューネでCAN の作品に敬意を評してこの2作品の演奏が行われる予定で、彼がバベルスベルグ・ドイツ・フィルム・オーケストラを指揮する。それに続いてヨッヘン・アルバイト(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)によるキュレーションのもとCAN のトリビュート・コンサートが行われる予定。またベルリンのバビロン・シネマではシュミットの映画音楽作品の回顧展とQ&A セッションが一週間を通して行われる。


(メーカーインフォメーションより)

収録曲   

  • 01. Klavierstuck I
  • 02. Klavierstuck II
  • 03. Klavierstuck III
  • 04. Klavierstuck IV
  • 05. Klavierstuck V

ユーザーレビュー

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