楽曲自体はいいのだが、メロスピファン対策の為に国内盤だけ曲順が変えられている点が最悪だ。キーパー完全版のような企画ものと違って、こちらは正真正銘のフルアルバムだというのに、何という事をしてくれたのだろう！45秒ものイントロダクションは何のためにあるんだ！本来ならイントロの後にMr.totureが来るはずだが、ビクターはメロスピのAll Over The Nationsに差し替えて販売した！HELLOWEENサイドも承諾しているんだろうが、Mr.totureへ続くはずのイントロ→脳天気メロスピという脈略もセンスもない陳腐な流れにはうんざりだ。ANGRAとかいうメロスピバンドがイントロ→メロスピだからHELLOWEENもそれでいいだろう的な安直な考えでやったんだろう。ビクターやメロスピオタのセンスにペイしてるわけじゃないんだが、アーティスト側から訴えない限り差し止めも改善要求もできないとの事で民事訴訟は断念。しかし聴けば聴くほどチンケで無念だ。

ヴォリバー夫人さん、ごもっとも！　今年はメタル年ですよ・・そして終わってみたら、FIREWIND、ダントツです・・・☆４つですが、本当は３つ! IRONも感じたけど、音悪いよネ！　もったいないよネ！ ビックエンターティメントなのに・・でもいつでも、希望と夢をありがとう。　文句は言うけど、裏切られても裏切られても毎回、必ず買ってるよ！ だってＨＥＬＬＯＷＥＥＮだもんね！

元PINK CREAM69の要であったｳﾞｫｰｶﾘｽﾄ、ｱﾝﾃﾞｨ･ﾃﾞﾘｽの劇的な新加入により注入された強力なﾒﾛﾃﾞｨが見事に作用し、前二作の不振で死にかかっていたﾊﾞﾝﾄﾞに新たな生命を与えた見事な傑作。

ダークライドが一番好きな自分としては、全体的に悪くはないが良くもないという感じのアルバムでした。まずやっぱり前作に似すぎているのと、アンディの曲が似たようなものが多い。そして良い曲もシンセのせいで演歌ぽくなっていたり、安っぽくなっていたりしてダメダメになっているし、なぜかドラム、ギターは巧いけれどアレンジが好きになれない。個人的には１　３　７　８は外してシングル収録曲のim freeを入れていたら聴きやすかったのにな〜と感じました。色々と不満はあるけれど４　１０のようなこれからのライブでも演奏してほしいキャッチーな曲も多く含まれているので買って損はないと思います。ただ次作はバラードも含めてもっとヴァイキーに曲を書いてもらいたいです。

ここ数年、個人的にはアンディが加入してから一時期停滞していたように感じていた彼ら。 当初、購入を躊躇していたんですが、ここまでアグレッシヴな南瓜を聴くのは久し振りだと思う。 疾走曲の比率が増えた、無駄に長い曲を省き、LIVE向けの曲が増えた事もリスナーにとって聴き易くなったのかなと思ってます。 それにしても・・・公演決まったんですか・・・。 南瓜のLIVEっていっつも冬なんだよなぁ・・・困るんだよなぁｗｗ このアルバムは個人的には久し振りに会心の出来じゃないかなと思ってます。

今年はメロパワ当たり年といえよう。２月GAMMA RAY、４月RHAPSODY of FIRE、６月LABYRINTH,SHAMAN、７月FREEDOMCALL、８月BLIND GUARDIAN,ANGRA、９月KAMELOTと続々リリースでカネ足んなくなっちまうぜ！１０月FIRE WINDをリリースしたばかりで、ついに王者登場で〜す！止めの一撃だったはずだが、確かに全体的にヘヴィになっている。しかしヘヴィを追求するあまり、「DARK RIDE」のような傑作になりきれていない。シングル曲＃２”Are You Metal?”はまあまあよかったのだが、それ以外の曲がいまいち。＃６のイントロや＃１４なんかも往年の曲っぽくなっているのだが、全体を通して興奮部分がどこなのかわからないぐらいノリきれないのも事実。これぞという生命線であるキラーチューンが一曲もないのは、それだけで不利な状況になっている。それはヴァイキーが某誌インタビューにて、今のハロウィンがモダン・ロックに移行している事、それにより(特に日本での)多くのファンを失ったことを吐いてました(笑)。”DARK RIDE”を小型にしたものとみれば、それもハロウィンだと納得できるやも…う〜ん、”うおー！素晴しい！”って曲が前々作も前作も、で今作もやっぱりなかったんだよね〜。もうメロパワ先駆者はメロパワじゃない。これからのメロパワ王者はFIRE WIND。

一通り聴いて最高の一言！アルバム全体がとてもヘヴィで一曲一曲のスケール感がたまらない！今迄のハロウィンとは雰囲気は違うが期待を裏切らない数少ないアーティストだ。

Helloweenの作品中一番メタルしてるアルバムです。 楽曲は守護神殿に次いでいいものがそろっています。 カイのボーカルは自分はあまり気になりませんでした。 むしろ初期の荒々しさが強調されていて味を出していると思います。 リマスターされて音質が格段に良くなっているので、未聴のかたは是非。

ストラトヴァリウスとカップリングで来日公演も決定！ 楽しみ〜♪

前作”Gambling With The Devil”は色々な意味で、好評＆不評を得た。そこでは往年のハロウィンファンからは不評だったのと同時に、新しいファンを獲得したのも10万枚セールスからあながち否定できまい。そして、来月にはニューオリジナルアルバム、”Seven Sinners”が発売される。それに先立っての先行シングル”Are You Metal?”であるが、そのGamblingのサウンドを継承したようなサウンドで、ヘヴィでアグレッシブだ。とはいうもののやはり往年のファンからすると「ヘヴィでアグレッシブ」の意味合いが違う。やはりかつての”Better Than Row”のような雰囲気を醸し出していて、「アメリカ市場」を意識したようなスタイルだ。前作”Gambling〜”を「大傑作」と評価した人なら「今作も待ってました！」という反応に当然なるだろう。しかし往年のスピードとパワーで圧倒するのが信条のファンには納得がいかない人も当然でてくるはずだ。ただし最近の曲自体は両者の視点から判断すると”すごく”良くも悪くもなく、一貫して安定している。過去のような実験的なものももはやなくなり、悪い言い方になるが”売るためには中間ラインを取ろう”というのがハロウィンの本音であり、見え見えである。それが前作を継承したために、リアルに露呈した今回のアルバム先行だった。P.S.多分アルバムも前作と同じようなクォリティだと思う。