『レインボー・ハープ』　松岡みやび

松岡みやび／レインボー・ハープ

七色にきらめく魔法の響き・・・。はじくハープから歌うハープへ！
癒しの音色「ミヤビ・メソード」

色彩色豊かなハープを奏で、日本を代表するハーピストの一人、松岡みやびの最新作のテーマはズバリ“癒し”。幼少の頃からの英才教育を経て、たゆまぬ努力ののちに行き着いた独自のハープ奏法を生み出し、そのプロセスの中から研究し続けていた「音楽療法」の成果（聴くこと、さらに奏でることによる絶大な癒し効果）を集約させ、それを演奏や、さらに今作のアートワーク内のテキストにも反映させ、ハーピストのソロアルバムとして、大変魅力ある作品にたどり着きました。
　30代〜40代女性、50〜70代女性のふたつのターゲット層を意識して、それに沿う選曲に取り組みました。基本的に“泣けて癒される曲”を厳選して決定。その曲のメロディ自身が持つ涙成分を、まるでハープで増幅するかのような感動的なアレンジを目指しました。ハープには大きなグランドハープと、小さなミニハープがあります。ミニハープで丸々演奏する場合もありますが、半分はインタールード的に１コーラス分を奏でて、グランドハープの１曲につなぐ手法を何か所かに効果的に散りばめ、いつまでも飽きの来ない作品作りを目指し、それを実現いたしました。
　松岡みやびが奏でるハープ奏法はミヤビ・メソードと呼ばれ、それは昔からの技法のように、指に血豆ができたりせず、歌うような美しい音色がつくり出せること、45年ぶりに日本のメソードが塗り替わる改革である点、そして小型ハープに着目し、趣味でも癒しのハープ演奏が楽しめるアプローチが成功していること、それらが松岡みやびと、彼女が作り出す音楽の大きな魅力です。ブックレットには埼玉医科大学教授・和合治久教授による「ハープの音楽療法的効果について」の論文を掲載予定。（オーマガトキ）

【収録情報】　計12曲収録予定
（cover楽曲）
・春よ、来い
・卒業写真
・さくら
・花は咲く（ミニハープ＆グランドハープ）
・Jupiter
・秋桜
・千と千尋の神隠し（ミニハープ）
・ひき潮

（Original楽曲）
・crystal love
・雅
・ありがとう
・見上げてごらん、夜の星を

　松岡みやび（ハープ）

【松岡みやび（ハーピスト）　MIYABI MATSUOKA, harpist】
夢は「一家に１台ハープの時代に！」。株式会社ミヤビ・メソード代表取締役社長。
指に豆ができず美しい音色をつくりだせる新しいハープ奏法「ミヤビ・メソード」を開発し、世界的に注目を集める。2014年、業界初の趣味層へ向けた「はじめてのハープ教本〜ハープを弾いてみたいあなたへ」を音楽之友社より出版予定。ハープ界におけるメソッド更新は45年ぶりとなる。
東京交響楽団のハープ奏者だった母の手ほどきで、3歳よりピアノを12歳よりハープを始める。学習院女子高等科在学中、16歳で日本ハープコンクール（アドバンス部門）に最年少優勝してデビュー。18歳で日本ハープコンクール（プロフェッショナル部門）にて最年少で最高位受賞および審査員特別賞を受賞。
東京芸術大学音楽学部（ハープ専攻）卒業。東京大学教養学部研究生としてサウンドスケープ論（音による環境問題）を研究。USA国際ハープコンクール日本人初入賞。ジュネーヴ国際音楽コンクール（ハープ部門）日本人初ファイナリスト。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席メンバーとモーツァルト：フルートとハープのための協奏曲を共演。
趣味で楽しめる小型ハープの普及をめざして「踊る！　さんま御殿！！」（日本テレビ）に出演し、Google検索ランキング１位となる。NHK-BSテレビやJapan Times英字新聞でオリジナル流派「ミヤビ・メソード」が特集され国内外で反響を呼び、テレビ・ラジオ出演多数。これまでに、黒柳徹子（ユニセフ親善大使）山田洋次（映画監督）茂木健一郎（脳科学者）假屋崎省吾（華道家）武田双雲（書道家）浜田雅功（ダウンタウン）鎧塚俊彦（パティシエ）氏など多方面にわたって第一線で活躍する文化人と対談・共演し、ハープの新しい可能性を開拓。
著書「聴くだけで元気がでる本〜ハープの音色がおこす奇跡の物語」（PHP研究所）が、amazon臨床心理学部門で売上２位およびエンターテイメント弦楽器部門で売上１位、CD「クリスタル・ハープ」がamazonクラシック現代音楽部門で売上１位を記録。（COLUMBIA）