ハープの可能性を追求した音世界
アリス・ベリュグは、ソルボンヌ大学で音楽学を専攻、ハープはモレッティやラングラメに師事しました。このアルバムは5人現代作曲家によるハープと他楽器(媒体)のためのハイブリッドを追求する内容となっています。エレクトロニクス以外はすべてベリュグがひとりで演奏して多才ぶりを発揮していますが、ハープそしてベリュグの歴史までをひとことで表現。
作曲家もアペルギスのような重鎮から1970年代生まれのブラジルのふたりの若手エドレル=コペスとテジェラの強烈な色彩まで、ハープの可能性を感じ取れる内容となっています。(輸入元情報)
【収録情報】
● マーク・アンドレ:アン=フィニ I〜プリペアド・ハープ、タムタムと大太鼓
● ジョルジュ・アペルギス:フィデリテ(1982)〜ハープと声
● ジャン=クロード・リセ:ルライ(1992)〜レバーハープとエレクトロニクス
● アウレリオ・エドレル=コペス:スゥル(2009)〜ハープと声
● ジャヌイベ・テジェラ:エンヴォル
アリス・ベリュグ(ハープ、打楽器、声)
ジャック・ワルニエ(エレクロニクス)
録音時期:2020年10月
録音場所:パリ音楽院
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)