Hi Quality CD 輸入盤

『ハープ・リサイタル4〜武満 徹、細川俊夫、吉松 隆、ケージ、サティ』 吉野直子

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GNY704
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
輸入盤

商品説明

吉野直子の自主レーベル第4弾
凝縮された時間の中に、宇宙へと拡がる多様な世界を表現!


吉野直子の自主レーベル「grazioso」からの4枚目となるアルバムでは、20世紀後半以降の作品を中心に集めました。

「核となるのは、ハインツ・ホリガー、細川俊夫、武満 徹、ジョン・ケージ、そして吉松 隆の作品です。ホリガーが優れたハープ奏者である妻ウルスラのために書いた『セクエンツィア』は、無駄な音をすべてそぎ落としながらも豊かで多彩な表情をもつ作品です。それに続く細川俊夫の『回帰II』は、2001年に初演させていただいたハープ協奏曲『回帰』のソロ・ハープ版です。ゆったりと流れる凝縮された時間の中に、宇宙や海の無限に拡がっていく世界が表現されています。武満 徹の『スタンザII』では、ハープがあらかじめ録音されたテープと共演します。一見機械的に処理されたような音の中にも、武満さんならではの世界が広がります。ケージ30歳代の作品である『ある風景の中で』は、淡々と進む曲想の中にもケージ独特の世界観がとても印象的です。2006年に初演させていただいた吉松 隆の『ライラ小景』は、5つの小曲からなる組曲で、宇宙と星、そしてそこに関わる人間への優しい眼差しが物語のように表現されています。これらの核となる作品をつなぎ合わせる役目として、サティの『3つのグノシエンヌ』を合間に挟みこみました。アルバムを締めくくるのは、ハープと関係が深いウェールズ出身の作曲家(グレイス・)ウィリアムズによる、『ヒラエス(郷愁)』です。ひとつの大きな物語を作るような感覚で、このアルバムを構成しました。いろいろな聴きかたをしていただければ、嬉しく思います。」〜吉野直子〜

「ハープ・リサイタル〜その多彩な響きと音楽」、「ハープ・リサイタル2〜ソナタ、組曲と変奏曲」、「ハープ・リサイタル3〜バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス、他」も好評発売中。いずれもレコード芸術特選盤です。
 本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。(販売元情報)

【収録情報】
● サティ:グノシエンヌ第1番(4:05)
● ホリガー:「ヨハネ福音書」第1章32節によるセクエンツィア(3:48)
● 細川俊夫:回帰 II(13:18)
● サティ:グノシエンヌ第2番(1:58)
● 武満 徹:スタンザ II(ハープとテープのための)(6:13)
● ケージ:ある風景の中で(8:50)
● サティ:グノシエンヌ第3番(3:03)
● 吉松 隆:ライラ小景 Op.99

 I.プロローグ(3:21)
 II. ダンス(3:11)
 III. モノローグ(3:50)
 IV. ワルツ(3:00)
 V. エピローグ(3:57)
● ウィリアムズ:ヒラエス〔郷愁〕(2:21)

 吉野直子(ハープ)

 録音時期:2018年7月、9月
 録音場所:軽井沢
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 国内プレス
 日本語&英語解説付

収録曲   

ユーザーレビュー

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吉野直子さんの自主レーベルからの4枚目と...

投稿日:2022/01/24 (月)

吉野直子さんの自主レーベルからの4枚目となるアルバム。 今回は、ホリガー、細川俊夫、武満徹、ケージ、吉松隆といった現代の作曲家による作品を核としているが、サティの「3つのグノシエンヌ」を1曲ずつ挟み込むという構成をとることで、アルバムとしての統一感をとっている。 演奏を聴きながら、吉野さんが弾くハープの表現に、無限の可能性を感じたという意味で、このシリーズにおける画期的なアルバムとなっていると思う。

Ichirokagawa さん | 香川県 | 不明

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