鋭い切れ味と独特な哀愁を見せるポゴレリッチ盤を愛聴してきたが、ペライアの柔らかく豊麗なトーンがこの２大作曲家には良くマッチしていると思う。普段聴き慣れたこららの名曲がまた一段と念入りで綺麗なお化粧を(あくまで良い意味で）施されて出現してきた感がある。暫くは愛聴し続けそうだ。

ペライアのバロック初挑戦盤!!持ち前のまろやかな美音が潤いある歌を奏でる、新鮮さが逸品!!｢調子の良い鍛冶屋｣で有名なクラビーア組曲第5番やスカルラッティのソナタニ長調(第16トラック)は特にオススメです。