Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• やすらぎ

  読了日：2020/12/30

  1860年代、北カリフォルニアに生まれたケイトさんのお話。州北部は太平洋からの湿気を帯びた風が山脈にぶつかり、降水量は豊富。そこにはセコイアの森もあります。そこで育ったケイトさんは、森の動物や鳥、植物を守ってくれる大きな木が大好き！…大人になり南部に赴任すると、そこは砂漠地帯。木が一本もない…。乾燥に強い木を調べ、育て始めたケイトさん。たった一人ですごい足跡を残しました…。あなたが描いた世界は、あなたの努力と継続性で、人々の心を動かし、今も生き続けています。あなたの育てた木々は、まだまだ育ち続けています。

• AKIKO-WILL

  読了日：2016/08/17

  課題図書の所にあり、読んでみたらとてもステキな話でした。実話だけにこんなステキな女性が居たとはさすが課題図書ですね。アメリカのサンディエゴが昔砂漠の街だったとは。一人の女性の夢は必ず叶う。信じれば必ず道は開かれる。短いお話だけど良かったです。

• モリー

  読了日：2018/11/25

  木が好き、そして森が好きな人物を主人公にした物語ならば、実在の人物だろうが、架空の人物だろうが、私は読まずにいられません。読み友さんと「木を植えた人」の感想をやり取りしたその日に、図書館で偶然この本に出会いました。ケイトさんは砂漠の町サンディエゴにたくさんの木を植えた実在の人物だそうです。緑いっぱいの美しい町になったサンディエゴをいつか訪れてみたい。

• アクビちゃん@新潮部😻

  読了日：2016/05/30

  【2016年小学生中学年課題図書・図書館】絵本だから読んでくれるとおもいきや、結局は読み聞かせ。１８８３年生まれで女性がまだ、勉強なんてしなくても良いと言われていた時代、カルフォルニア大学卒業　初の女性科学者ケイトさん。次男は「どうして勉強しなくてもいいって言われるの？」と、そこからが疑問。時代背景を説明しなきゃいけない絵本って初めてかも。彼女は、タイトル通り木が好きで砂漠の様な土地を緑豊かな街に変えていきます。「僕にでもできる！」とおバカな次男。絵は素敵なのですが、翻訳に棒読みの様な違和感を感じました。

• 杏子

  読了日：2016/04/04

  第62回青少年読書感想文課題図書中学年向け。本当にあった話。木が大好きだったケイトさんが、科学の勉強を続けて、やがて砂漠の町の荒れ果てた土地に木を根づかせ、緑いっぱいの町にするまで。緑色の鮮やかな絵がとてもいい。勉強して、自分の大好きな物を生かせるような仕事ってよいなと思う。ケイトさんにとってはそれが木だったわけで、何もできないような砂漠からも命が芽生えることを証明してみせた。巻末に詳しい説明が載っているが、こんな人がいたことすら初めて知った。

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