アウトサイダー クトゥルー神話傑作選 新潮文庫

H・p・ラヴクラフト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102401439
ISBN 10 : 4102401431
フォーマット
出版社
発行年月
2022年07月
日本
追加情報
:
320p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    流行りの異世界転生はスイッチが切り替わるように死と云う安易な発想で成し遂げられているが、昔の米国の怪奇作家は夢と云う手段で一歩ずつ近づこうとしたようだ。それは彼と云うアウトサイダーが紡ぎ出した夢想の世界、彼の箱庭でもある夢見は移ろいやすい異世界転生だ。確信と懐疑が交互する冗長な解説めいた言い回しは彼の焦り、登場する鈍感な探求者の観察は読者の気付きへの配慮か?オカルトや科学によって人間には未知の領域が在ると証だてされることを誰よりも乞い願ったであろう彼に、夢の果てにのみ到達する禁断の光景は訪れただろうか?

  • おにく さん

    今回の傑作選は、ラヴクラフトの生涯を知ると、より味わい深く読むことができます。精神を病んだ母親に「あなたは醜い。」と言われ、学校にも通わせてもらえなかった事実を知った上で"アウトサイダー"を読むと寒気がします。それでも子供の頃は天才肌で、天文学の知識は大人顔負けだったそうで、そうした知識を活かした神話風の作品や、晩年は、故郷プロヴァンスで過ごした彼の心情が感じられるファンタジー物など、理性(知性)が混沌を飼い慣らし、唯一無二の世界観を造り上げた彼の内面が感じられるチョイスでした。

  • 『よ♪』 さん

    ラヴクラフト傑作選の三作目。見ていて不安になる表紙絵に、ついつい手が伸びてしまった。前二作に比してやや小粒な印象。著者の分身として書かれる"ランドルフ・カーター"は今回は「銀の鍵」「名状しがたいもの」の二篇に登場。アーカム、インスマスやミスカトニック大学というおなじみの地名に笑みがこぼれてしまう。クトゥルーの神話大系(モリミーみたいね)を感じることが出来た。読みにくさにも定評のあるクトゥルーだがあらためて前二作も再読したくなった。表題作「アウトサイダー」と「魔女の屋敷で見た夢」あたりの悍ましさがお薦めか。

  • Shun さん

    ラヴクラフトのクトゥルー神話の世界。神話という言葉にイメージするのは荘厳で神々しくも人智の及ばない冷淡さや不条理、その中から最も邪悪なものだけを集めたまさに暗黒神話と呼べる代物。本短編集には超自然や怪異幻想を扱った系統のものや、クトゥルフの邪神とその禁断の叡智が記された禁書といったお馴染みのアイテムが登場し魅了される。ネクロノミコンを始めプナコトゥス写本(ナコト写本)やアザトホート(アザトース)といった用語は、この神話体系に初めて触れる人もゲーム等のフィクションで聞いたことがあるかもしれない。

  • GM職員 さん

    ラヴクラフトのクトゥルー関連の話を集めた、いいとこ取り傑作選B。 今回収録作品の大半は宇宙的ホラーというよりも幻想小説といった趣で、これまでより読みやすいけどややインパクトに欠けると感じてしまった。 しかし、その名も『名状しがたきもの』という短編は、何かと「名状しがたい」という表現を多様することへの弁明か、はたまた自虐か、本人も気にしていたのかと思うと可笑しい。 そして、傑作選3冊を読み終える頃には「名状しがたい」や「冒涜的な」が出てこないと、なんだか物足りないという、名状しがたい感情が芽生えるのである。

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