久しぶりに引っ張り出して聴いてみたら、相変わらずｶｯｺｲｲ！です♪

これもかなり期待して買ったんだけど、思ったよりは良くなかったていうか。フレンチで尚且つアフリカっていうのはやっぱりちょっと無理があるっていうか、だったらStGermainみたいに素直にJazzやっててくれた方が良いかなぁっていうか。まあ稀少なミュージシャンの一人であることは間違いなのでしょうけど。

上記クレジットを見ると分かるけど生楽器の導入が多い。ローズピアノやベースの演奏はとてもクールで、ありふれたダンストラックに添えられるきらびやかでグルーヴィーなものではないが(それはそれで大好きです)それ以上にジャズを感じさせる。それらがハウス、テクノ、ダブと絡み合い、しかもアフリカの歌姫。ただのクラブミュージック＋ワールドミュージックな雰囲気の作品ではなく非常に知的な作品です。

個人的には今年のナンバー�@Albumはこれ以外に考えられない!! バイレファンクからアフロビートからヒップホップまでそれ等全てのリズムを融合させた恐ろしく刺激的で革新的なビートがここにはある!! 原始的で初期衝動に満ちた刺激のある音を探している方はブッ飛びますよ!! 歴史的傑作でしょうこれは

彼は、アフリカ物を好んで作るが、彼のすごさは本作より１ｓｔにある。ピアノの旋律のみで音のどす黒さを表現してみせ、度肝を抜いた。彼のオリジナルの２ｎｄが待ち遠しい。ちなみに、本作はバレアリックハウスとしても、ワールドミュージックとしても楽しめる快作。Ｆｃｏｍ最後の良心。

久々に新品を買ったね。ワールドミュージック好きな人ははまるね。