Token Of His Extreme

フランク・ザッパ、曰くつきの映像作品が遂に初オフィシャルDVD化！

今年で没後20年を迎えるフランク・ザッパ。昨年はレーベルを移籍してのリマスター・シリーズが新たにスタートし、あらためてザッパの偉大な歴史が掘り起こされた形となった。そのザッパ自身が製作したTV番組が本作品だ。1974年8月27日にハリウッドのKCETで収録されたもので、当時アメリカでは放送を拒否されたが、フランスとスイスでは奇跡的にゴールデン・タイムに放送され好評を博した。ミキシングはザッパ自身とケリー・マクナブとが行っており、マスタリングの巨匠ボブ・ラディックが2009年にマスタリングを施し、相応しい音に仕上がっている。ザッパの映像作品『ベイビー・スネイクス』『ダブ・ルーム・スペシャル』でもお馴染のブルース・ビックフォードが作るクレイ・アニメーションもザッパ作品として見逃せない一面となっている。しかし、なんと言っても見どころは70年代の黄金期マザーズの絶好調のライヴ・パフォーマンスを捉えていることだ。間違いなくファンが長年オフィシャル化を待ち望んだ作品の登場だ。またボーナス・トラックとして1976年にアメリカのＴＶ番組“マイク・ダグラス・ショー”にゲスト出演した際のインタビューとその際にスタジオでソロでのパフォーマンスとして披露した「ブラック・ナプキンズ」も貴重な瞬間だ。

【メンバー】
フランク・ザッパ（ギター/ヴォーカル）、ジョージ・デューク（キーボード/ヴォーカル）、ナポレオン・マーフィー・ブロック（サックス/ヴォーカル）、ルース・アンダーウッド（パーカッション）、トム・ファウラー（ベース）、チェスター・トンプソン（ドラムス）


●本作品はアーティスト・サイドの強い意向により本編、ボーナス映像ともに字幕が入っておりません。予めご了承下さい。

（メーカー・インフォメーションより）