シナトラとクロスビーの両方を聞きたい方におすすめです。大人の夜のクリスマスソングにぴったりです。

ELVISとSINATRAがduetした唯一の歴史的番組で、二人の世紀を二分する歌手の本領と本質が如実に表れていると思います。評論家の出る余地はまったくありません。それにしてもELVISのスケールの大きさには脱帽するしかありません

ジャズ・ボッサ屈指の名盤。でも、シナトラは死ぬまでボサノバを理解し得なかったようだ。ここでの唱法でなるほどと思う。このアルバムの魅力は、楽曲の良さとオガ―マンの天才的アレンジメントの凄さゆえ。シナトラはせっかくのこのセッションを生かしきってはいない。しかし、しかし、なかなか良いのだよ。

シナトラは1940年代にザ・ボイスとかスウーナー（気絶するほどの歌）の愛称がつけられていた。まさに このCDに収められているラヴ・ソングこそそれを形容するにふさわしい 15曲が収められている。シナトラ 唱方の原点はバラードにあると言っても過言ではあるまい。メロディー を超えた歌、それがシナトラのすごい所だ。このような歌を歌えるのは シナトラが最初で最後の人ではないだろうか。どの曲もすばらしいのだが、私は特には3、5、8、12の歌を愛聴している。