繊細なトリートメントが施されたノイズと変調されたギターによって描き出される「美しきランドスケープ」2001年に発表した『エンドレス・サマー』で世界の電子音響シーンに大きなインパクトを与え、元ジャパンのデヴィッド・シルヴィアンをゲスト・ヴォーカルに迎えた2004年作『Venice』で電子音楽に於ける表現領域をさらに拡げたフェネス。2004年の坂本龍一との共演をきっかけに、2005年にはそのライヴ音源の一部を収録した初の共演作品『Sala Santa Cecilia』(CDEP)を、2007年にはFennesz + Sakamoto名義でフル・アルバム『Cendre』を発表。