フェルドマン、モートン(1926-1987)
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投稿日:2018/05/06
私たち音楽を聴く者は多かれ少なかれ「音楽のフィナーレ」に向けて聴き方を予想しているのではないだろうか。主題が提示され、展開し、再現され結末を迎える…、形式は様々あろうがおおむね音楽における「今どこ?」が分からず、フィナーレが見えてこないと恐らく大概の人は不安に駆られるのだと思う。 そこでフェルドマンだが、かれの作品を聴いていてその種の不安は(個人的には)出てこない。その静寂と微視的に時間が流れていくような音響にむしろ安心して身をひたすことができる。この『バニタ・マーカスのために』も同様だ。外道な聴き方かもしれないが、聴きながらボーっとしてみると非常に贅沢な時間を過ごせたと思ってしまう。音楽として聴かない音楽、と言えばよいだろうか。 ・・・おすすめです。
うーつん さん
投稿日:2016/02/22
フェルドマンの曲をカシュカシアンが奏することに注目して購入。カシュカシアン(深く瞑想的!声とのコラボも実に良い。)の同曲もすばらしく愉しめたが、勝るとも劣らずケージやサティも良かった。フェルドマン→ケージ→サティという系譜の組み合わせでもあろう。「瞑想と音」という切り口にもうなずける組み合わせ。、風景や空間や景色にしみこんでいく音たちに、閑かに耳を傾けることを求める方におすすめしたいディスクだ。
うーつん さん
投稿日:2018/06/24
ヴァイオリンとオーケストラによる親密な室内楽の様相。ヴァイオリン協奏曲ではないから、そのいきおいで考えると肩すかしくうのでご注意。じっくりと耳をそばだてて聴いている(ひたっている)と思いがけない表情が見えてきて面白いですよ。遅々として進行していない…と思いきや新しい楽想や音空間が開けて、新たな場面や色相が登場し、飽きずに愉しむことができます。音楽理論的なものは抜きにして、こういう作品がもっと多くの方に知ってもらえたらいいですね。というわけでお薦めします。
うーつん さん
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ありがとうございました
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