バンドのツアー中に喉を痛めてからはギターで楽曲の制作に専念。拠点をトロントに移した。その頃、アヴァンギャルドなパフォーマンスで知られるピーチーズと生活をともにし、彼女の作品にも参加していた。1999年にアルバム「Monarch (Lay Your Jewelled Head Down)」でソロデビュー。
2004年のアルバム「Let it die」がカナダで大ヒットして以来、アメリカ合衆国にも売り出され、来日公演も行うなど国際的に活躍している。またキングス・オブ・コンビニエンスのアルバム「Riot On An Empty Street」に2曲参加、ライブ活動も一緒に行う。プロデューサーのチリー・ゴンザレスとともにセルジュ・ゲンスブールのフォロワーであり、ゲンスブールへのトリビュートアルバム「Monsieur Gainsbourg Revisited」には「Gonzales, Feist & Dani」としてBoomerang 2005で参加した。
「Let It Die」のデモは、その当時、彼女の恋人であったカナダのバンド、スローンのメンバーであるクリス・マーフィーも参加していたが、この作品のヒットによって、彼女の活動拠点が一時パリに移ったことによって、長い交際期間であったものの破局した。