ハイファイブのトランペッター、ファブリッツィオ・ボッソのリーダー作。気持ちのよく吹き鳴らされるトランペットの音色にオシャレで艶っぽいイタリアン・ジャズを聞かせてくれる

2011年No.1ｱﾙﾊﾞﾑ♪今までのｿﾛもHIGH FIVEもそうだが｢疲れた〜ｼﾞｬｽﾞ聴いてﾘﾗｯｸｽしたい〜★｣という時に聴くとﾄﾗﾝﾍﾟｯﾄの音に心も体も解れます☆

極上の演奏…酔います♪特にSENZA FINEはまるでﾅｲﾄｸﾙｰｼﾞﾝｸﾞに出てるような気分になります☆ｽﾄﾘﾝｸﾞと重なる事でｽﾀｲﾘｯｼｭな演奏ができるのは彼ならでは★HIGH FIVEもｿﾛも追い掛け続けます☆≡

本場の米国勢が次世代？を模索し、なにやら低温でピンの甘いサウンドが目立つなか、予想外のイタリアからスカッドを一発かまされた形。驚くことに、マカロニ臭一切抜きのバリバリ正統ハードバップ。久々に金属の質感が味わえる音。それでいてTpもTsも新鮮かつ旨みたっぷりのフレーズが満載だ。これは美味しい！

久々にものすごいラッパが現れたという感じです。歌心、テクニック、音色３拍子そろったすごいラッパです。クラーク・テリーをスマートにしたようなフレーズのセンス、クリフォード・ブラウンのような低音域から高音域までのスムーズなつながり。ラッパ好きには最高！たまらん。バリバリ２管ハードパップ冒頭のEye of the Hurricane、Birdlike。美しいバラードYou don’t know what love is。Ceora、Have you met Miss Jones!のなんと可愛らしいこと。近年まれに見る傑作。Jazzが好きで良かったと思わせるアルバムで絶対にお勧めの１枚です。

イタリア人ジャズアーティストの入門用としていいかも． スタンダードナンバーもポップスぽく演奏してしまうところが心地よい． FABRIZIOはクラシックも演奏できそうなスタイルに感じられる． とにかくこのＣＤは聴く価値有りだ．２曲目のCEORA，４曲目のROAD SONGがお勧め． あっさりとした中にも熱いところがある．コテコテ感はない．ジャズのスタイルとして新しい１面を感じ取れるかも．

評価： ★★★ ボッソさんのを買うのは初めてなので、正当な評価ができるかどうかはわからないが、メジャー・レーベルでＣＤを出すとどうしてつまらない演奏が多いのだろう？無難にまとめすぎるのであろうか？演奏に破綻はないし、それなりに上手くまとまっているのだが、聴いていてこちらの心に訴えかけるものが少ない。ＢＧＭとして聴くのであれば全く文句はないが、聞き入るという類のものではない。極上のＢＧＭといったところか。

このCD曲目はニュー・シネマ・パラダイスと言うCDと曲目が同じですが、 ただし日本語盤ボーナストラックの２曲が除かれています。 ニュー・シネマ・パラダイスのCDを購入した方々には、お勧めいたしません!! 私のような間違いを犯さない様にして下さいね・・同じCDが２枚あっても どうしょうもないですよね。CDのジャケットはパソコンに取り込んだ時 にはニュー・シネマ・パラダイスのジャケットが表示されました、 曲目リストには、何も表示されていません・・不自然な感じがしています。