Eric Gale

Eric Gale (エリックゲイル) プロフィール

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1938年9月20日、ニューヨーク、ブルックリンで生まれた生粋の“ブルクリン・アイツ”。小さなころから様々な楽器に手を付け、10代後半にはジョン・コルトレーンの周辺に出入りするようになる。
 ベトナム戦争に対して兵役拒否し、懲役に、その後、モータウン・レコードのギタリストとして活動を再開、シュープリームス、ジェームス・ブラウン、フォートップスなどのソウル系ミュージシャン、エラ・フィッツジェラルドなどのジャズ系を含めて、いわゆるセッション・ギタリストとして大きな名声を獲得する。
 この当時、ゴードン・エドワーズを中心として、スタジオ・ミュージシャン仲間で結成されたバンド、“エンサイクロペディア・オブ・ザ・ソウル”を母体として、日本での70年代最大の人気グループ“スタッフ”を結成、1976年、夏の「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル」で実質的なデビューを飾り、その後も数々の作品を発表して人気を博した。
 相前後して、ハービー・マン、クインシー・ジョ−ンズ、さらにグルーヴァー・ワシントンらのセッションに参加後、クリード・テイラーの「CTIレーベル」のセッションに起用されたエリックは、1973年1月、記念すべき初リーダー作品 Forecast を発表する。残念ながらCTIが思ったほどにはセールスは伸びなかったが、その後、エリックは貴重なギタリストとして、数え切れないアルバムに参加、その数は500を超えると言われている。
 スタッフでの活動の一方で、「Columbia」と契約、 1977年GINSENG WOMAN 、 1978年MULTIPRICATION、 1979年 Part Of You 、1980年Touch Of Silk を発表、一躍フュージョン・ギターのメイン・ミュージシャンとして浮上した。
 1980年代に入って、スタッフも開店休業状態となり、Columbiaとの契約も終了したエリックは、1980年日本のレコード会社から Blue Horizon を発表した。これ以降日本のプロデュース作品を制作する。中では EmarCy からも発売された、ロニー・リストン・スミス〜ロン・カーター〜グラディ・テイト
のリズムを擁して、ヒューストン・パーソンをフロントに迎えた異色盤 In A Jazz Tradision は、貴重盤。
 渡辺貞夫、リチャード・ティー、などのアルバムに参加しつつ、自今も作品も制作し、1998年に、1991年の未発表録音をアルバム化した、ラストアルバム Utopia が発売された。
 1992年9月、日本のビデオアーツによって制作されたリチャード・ティーのリーダー作、 Real Time は、ティー自身の最終作品であるばかりでなく、エリック自身の最晩年作品となっており、数え切れない作費に参加し、ユニークな「チョーキング・トーン」で一世を風靡したエリック・ゲイルは、1994年9月25日、肺がんのためカリフォルニアのBAJAで亡くなっている。

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