77年発表。プログレッシブロックというジャンルの終焉を飾るにふさわしい最後の名盤。めくるめく音の玉手箱を開けたようなテクニカルかつ叙情的な音は、よく言われるようにイエスとジェネシスの影響が明らか。リマスター盤は細かい音までよく聴き取れ、素晴らしく音が良い。

名作と言われて購入。うーん・・・私にはどこがいいのか残念ながら理解できなかった。

うーん、各楽器の音のレベルが低いんだよね。ミキシングレベルが低すぎたんだろうね？曲がいいだけに惜しい。付属の当日のポスターのレプリカはグッド。

Garden　Shedが超の付く名盤だけにこちらの完成度は２ランク落ちます。コレクター以外は買う必要ないでしょう。

日本人のプログレッシヴ・ロックへの思い入れが幻の名バンド待望の復活劇に繋がったその成果。当時の貴重な電子楽器も日本人関係者のあいだで調達した模様。日本人はプログロック好きだなァ。

プログレスの型とポップの中間を行く中途半端さがいいひとにはいいらしい。のちのポンプロック・バンドと並んで単純に愛好家向きだと思う。

ロンドン・パンクの流行以前からこのバンドは存在しているので何も気負っているわけではなかろう。その証拠に近日中に日本へやって来る彼等のコンサートへ行けば７５年録音の未発表の大曲のＣＤがもれなく付いてくるらしい。ポップな味わいのたおやかな音の世界でなんだか紅茶を啜りながら聴きたくなるなァ。

garden shedよりポップで聴きやすいかな？輸入盤はひどい音、ジャケだったけど・・・。これは買いです。

かなりポップで古色蒼然とした、当時すでに反語的な意味と化してしまった“プログレッシヴ・ロック”のバンド。だがパンク全盛期に母国の名を掲げて“Ｇａｒｄｅｎ Ｓｈｅｄ”の音楽をやっていたのは、非常に反時代的で小気味よい。音楽は形骸化していながらも例のメロトロンの響きが静かに「サァーッ」とフレーズをたどって来れば否応なしに胸のときめきを呼んでしまう。オリジナル・アルバムでさえ得難いのに未発表音源はファン随喜。

ＵＫもＥＮＧＬＡＮＤも似通った意味の随分と気負ったバンド名だ。確かに当時、もとはアメリカ発祥のパンクがイギリスの音楽界で猛威を振るっていた。どちらのバンドも存在することに最大の意義があったように思う。音が形式化ないしポップ化していて“プログレッシヴ”という本来の定義からずれて逆にやや古めかしい型を楽しむようになってしまっている。そんなことにはお構いなく好きなひとは好きだろうが。